
28Cのクリンチャータイヤを購入しました。
理由はいくつかあります。ひとつは、以前から「一度は28Cを試してみたい」と思っていたこと。もうひとつは、正直なところ――チューブレスレディ運用の煩わしさに、ちょっと疲れてきたというのが本音です。
私がメインで使っているホイールは、MavicのOpen Pro UST。内幅は19mmで、メーカー推奨は28C以上のタイヤです。つまり今まで装着していた25Cタイヤは、あくまで推奨外のサイズだったというわけです。とはいえ、これまで実走で特に問題があったわけではありません。むしろ快適に走れていました。
でも、やはり「自己責任」としての使用である以上、いつかはちゃんと規格に沿ったタイヤに換えたいと思っていたわけで、今回の28C購入に至りました。
選んだのは、Continental(コンチネンタル)の《UltraSport3(ウルトラスポーツ3)》。
このモデルを選んだ決め手は――うん、正直に言いましょう、「安かったから」です(笑)。
UltraSport3は、Continentalの中ではエントリーグレードに位置づけられるロード用タイヤで、価格も控えめ。ですが、侮るなかれ。現行モデルはE-BIKE対応も打ち出しており、車重やモーターアシストによる負荷に耐えられる構造になっています。具体的には、時速25km/hまでのE-BIKEに対応しているとのこと。つまりそれだけ頑丈で耐久性が高い設計なんですね。
そのぶん、重量は少々ヘビー。前モデルに比べて約40g増し、28Cサイズで公称320gと、なかなかの存在感です。ヒルクライムでの軽快さを求める方には敬遠されそうですが、私にとってはあまり重要ではありません。
というのも、私の関心は「走りの軽さ」よりも、「装着のしやすさ」。
タイヤ交換のたびに指を痛め、タイヤレバーと格闘する日々から解放されたい。それが切実な願いです。
手だけで、スルスルッとホイールにはまってくれる――そんな扱いやすさこそ、私にとっての最重要ポイントなんです。
果たしてこのUltraSport3は、その期待に応えてくれるのか? 実走レビュー以前に、まずは装着の儀からドキドキしながら挑みたいと思います。
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