
購入したクランクに適合するボトムブラケット(BB)がようやく届きました。
今回選んだのは、シマノの105グレードに属する「BB-5500」。オクタリンクタイプのモデルで、軸長は109.5mmのものです。
この軸長であれば、今回取り付ける予定のクランクはフロントダブル(チェーンリングが2枚)でも問題なく使用できそうです。
また、購入したクランクには「ワンキーリリース」タイプのクランクキャップが付属していました。
写真の右側に写っているのが、そのキャップを装着した状態のクランク取付ボルトです。
このキャップを取り付けることで、見た目がスマートになるだけでなく、実用面でも大きなメリットがあります。
通常、オクタリンクのクランクを外す際には、専用のクランク抜き工具が必要になります。
しかし、このワンキーリリースキャップを装着しておけば、5mmもしくは8mmのアーレンキー(六角レンチ)一本で、クランクの取り外しが可能になります。
工具の携行性や手軽さを重視するユーザーにとっては、なかなか魅力的な仕様だと言えるでしょう。
ただし、ひとつだけ気がかりなのは、キャップ自体がアルミ製であること。
実際に締め付け・取り外しを繰り返すと、ネジ山の部分が徐々に摩耗していく可能性があります。
とくにトルクをかけて外す場面では、ネジ山が潰れてしまうリスクも否定できません。
そのため、頻繁にクランクの脱着を行う場合や、確実に作業を行いたいという場合には、やはり従来通り専用のクランク抜き工具を使うのが安心です。
ワンキーリリースキャップはあくまで“応急的”な手段、もしくは“簡易整備用”として捉えておいた方が無難かもしれません。
いずれにせよ、今回のBBとクランクの組み合わせでどんなフィーリングが得られるか、実走が楽しみです。セッティング完了後には、試走レポートも残しておきたいと思います。
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