加水分解でソールが見事に剥がれてしまった靴が一足。
そしてもう一足は、天然クレープソール(天然ゴム製の柔らかいソール)が経年劣化でボロボロになってしまったもの。
どちらも思い入れがあって、簡単には手放せず、つい下駄箱の隅で眠らせてきた靴たちです。
ショップに修理を依頼すれば、新品が買えてしまうほどの金額になるのは目に見えています。
そこで、「どうせダメなら経験だ」と思い切って、自分で修理に挑戦することにしました。
今回の患者(靴)は、CLARKS(クラークス)のNatalie(ナタリー)となります。
その第二回目です。
天然クレープソール(天然の生ゴム)をせっせと剥がしたナタリーに、型取りした合成クレープを張り合わせようとしました。
しかし、6mmの合成クレープ板は切るのも大変で、ましてやこれを折り曲げたりして複雑な形で張ることなどできそうにありません。
ここは素人らしく、各部位ごとに部品を作り、それぞれ張り合わせる作戦に変更することにしました。
まずはソール部分。平面のここは至って簡単にできました。
次に、つま先部分や踵部分、ソールの上横部分の部品を作ろうとしましたが、6mmでは厚過ぎるので3mmの合成クレープ板を追加購入することにしました。
まだ届いていませんが、3mmなら上手くできそうな気がします。
それにしても、貼り付けたソールの切断面がギザギザ過ぎて汚いので、研磨作業が必要です。
靴のソール修理(クレープソール編)・交換DIY(1)
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