ブルース・ウィリス主演、映画『デス・ウィッシュ』のあらすじ・感想など

2021年11月18日木曜日

映画 映画(洋画)

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私的評価

映画『デス・ウィッシュ』を観ました。
Amaozonプライムビデオでの鑑賞です。

物語が進むにつれて、「あれ?これって昔観た『狼よさらば』と同じ展開では?」と思ったのですが、調べてみると、やはり『デス・ウィッシュ』は1974年公開の『狼よさらば(原題:Death Wish)』のリメイク作品でした。オリジナルではチャールズ・ブロンソンが主演を務めていましたが、リメイク版ではブルース・ウィリスが主人公を演じています。

本作は、オリジナルよりも“復讐劇”としての色がより強くなっており、暴漢に襲われた妻子の事件をきっかけに、主人公が徐々に変貌していく過程が描かれています。警察の捜査が進展しないことに業を煮やした主人公は、自ら銃を手にし、犯人たちを一人ずつ探し出して私刑を下していきます。その展開はまさに、“現代の自警団”のようでもあり、倫理的に賛否の分かれる内容であることは否めません。

正直、「すごく面白かった!」と手放しで褒められるほどの出来ではありませんが、テンポよく物語が進むため、最後まで飽きずに観ることができました。アクションや暴力描写もある程度控えめで、ブルース・ウィリスの落ち着いた演技も好印象でした。復讐劇としてのカタルシスを感じつつも、果たして“正義”とは何なのかを少し考えさせられる、そんな一本です。

★★★☆☆

作品概要

監督はイーライ・ロス。
原作はブライアン・ガーフィールドの『Death Wish』。
脚本はジョー・カーナハン。
製作はロジャー・バーンバウム。
主演はブルース・ウィリス、その他出演者にビンセント・ドノフリオ、エリザベス・シュー、ディーン・ノリスほか。

2018年3月にアメリカで公開されたアクション映画です(日本では2018年10月公開)。この映画はブライアン・ガーフィールドの1972年の小説『Death Wish(狼よさらば)』を原作とした、映画『狼よさらば』のリメイク作です。

作品の紹介・あらすじ

解説
チャールズ・ブロンソンが主演を務めた『狼よさらば』をリメイクしたアクション。何者かに家族を傷つけられた外科医が復讐(ふくしゅう)に乗り出す。メガホンを取るのは『ノック・ノック』などのイーライ・ロス。『ダイ・ハード』シリーズなどのブルース・ウィリス、ドラマシリーズ「LAW & ORDER クリミナル・インテント」などのヴィンセント・ドノフリオらが顔をそろえる。ブルースが外科医と処刑人の顔を持つ男にふんした。

あらすじ
犯罪が多発しているシカゴ。外科医のポール・カージー(ブルース・ウィリス)は、犯罪に巻き込まれて次々と運ばれてくる患者を診る殺伐とした毎日を送っていた。ある日、彼が家を留守にしていた時に何者かに妻を殺され、娘は昏睡(こんすい)状態になってしまう。警察の捜査がなかなか進まないことに怒りを爆発させた彼は、犯人を捜し出して抹殺することを決意する。

シネマトゥデイ

感想・その他

この映画のオリジナルは、1974年に公開された『狼よさらば(Death Wish)』です。日本では1980年にテレビ初放送されたそうで、主演は言わずと知れたチャールズ・ブロンソン。個人的には非常に印象に残っている作品の一つです。

同じブロンソン主演の映画で、たとえば『狼の挽歌』なども観ているはずなのですが、そちらの内容はほとんど思い出せません。それに比べて『狼よさらば』は、当時10代だった私の心に深く突き刺さるような衝撃を残しました。何度も繰り返し観た記憶があるからなのか、それとも内容そのものが強烈だったのか、理由ははっきりしませんが、今でもストーリーやシーンの断片が鮮明に思い浮かびます。

『荒野の七人』や『大脱走』などでは、ブロンソンはどちらかと言えば脇役でしたが、それでもなぜか彼の存在感に惹かれていました。私だけでなく、多くの日本人がチャールズ・ブロンソンに特別な思い入れを持っていたのではないかと思います。無骨で無口、どこか不器用な男。それでいて、ふとした瞬間に見せる優しさや人間味。決して“二枚目”というわけではありませんが、その人間臭さが、日本人の好みにしっくりとハマったのかもしれません。

そういえば、ユル・ブリンナーを知らない人でも、「ああ、マンダムの人でしょ?」とブロンソンのことは知っている、なんて話もよくあります。実際、うちの家内も「う〜ん、マンダム」でピンときた口です。あの渋すぎるCMの印象は、まさに絶大でしたね。



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1964年生まれ。糖尿病を患ってから、自転車と歩くことを趣味にしています。毎日クスリ飲んでます。

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