アラン・リッチソン主演、海外連続ドラマ『ジャック・リーチャー 正義のアウ トロー』シーズン2のあらすじ・感想など

2024年2月2日金曜日

ジャック・リーチャー ドラマ 連続ドラマ(海外物)

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私的評価

Amazonプライムオリジナルドラマ『ジャック リーチャー ~正義のアウトロー~』シーズン2を観ました。
シーズン2は全8話、Amazonプライムビデオでの視聴です。

シーズン1の感想で「主人公役のアラン・リッチソンという役者に魅力を感じないんですね。体の作り過ぎで、ただの筋肉野郎で、全然知的に見えないんです。これは吹替え版がダメだったのかもしれませんが、セリフも陳腐で臭い。そのあたり、とても残念に思えました」なんて感想を書いていました。しかし、今作を観てみるとアラン・リッチソンがなかなか良く見えるんです。ちょっとシャープになっているようにも見え、その辺りが以前のイメージを打ち消したかもしれません。
ただやはり、主人公ジャック・リーチャーが無双過ぎて、もう少しハラハラ・ドキドキ感が欲しいところです。でも、なんだかんだ言っても面白く、シーズン3も必ず観たいです。

★★★★☆

作品概要

監督はサム・ヒル、オマール・マダ、キャロル・バンカー、ジュリアン・ホームズ。
原作はリー・チャイルドの小説シリーズ『消えた戦友』。
製作総指揮はニック・サントーラ、リー・チャイルド。
製作はスカイダンス・テレビジョン、Amazonスタジオほか。
出演はアラン・リッチソン、マリア・ステン、セリンダ・スワン、ショーン・サイポス、ドメニク・ランバルドッツィ、フェルディナンド・キングズレー、ロバート・パトリックほか。

2023年12月よりAmazonプライムビデオで配信された、アメリカの犯罪スリラードラマです。すでにシーズン3の製作が発表されています。元アメリカ陸軍憲兵隊捜査官で、鍛えあげられた肉体と類まれなる捜査能力を発揮するジャック・リーチャーの活躍を描きます。

作品の紹介・あらすじ

かつての憲兵隊時代の仲間が次々と殺され、リーチャーは生き残った仲間であるニーグリー、ディクソン、オドネルと合流して調べる。政府との契約で、あらゆる航空機を打ち落とせるミサイル"リトルウィング"を開発するニュー・エイジ・テクノロジー社が関わっており、行方不明の仲間スワンがその警備部にいることを知る。同じイニシャル"A.M."で様々な偽名を使い分ける謎の男が警備部長ラングストンと組み、650発のリトル・ウィングを奪ってテロリストに横流ししようとしていることを突き止める。仲間たちはスワンを疑うも、リーチャーは信じる。協力したニューヨークの誠実な警官ルッソは殺され、ディクソンとオドネルは捕らえられる。リーチャーとニーグリーは、リトル・ウィング開発を援助したラヴォイ上院議員の力を借りて仲間を解放するも、スワンは殺されたと知る。A.M.やラングストンを殺してミサイル横流しを阻止し、ラヴォイの裏切りも見破って逮捕させる。リーチャーはミサイルの代金の6500万ドルを横取りし、犠牲者の遺族と仲間たちに贈るも、自分はバスで放浪を続ける。

Wikipedia(ジャック・リーチャー -正義のアウトロー-)

感想・その他

悪役シェーン・ラングストンを演じていたのが、ロバート・パトリックという俳優だと知って、思わず「どこかで見た顔だな」と唸ってしまいました。調べてみると、なんと彼は1991年公開の映画『ターミネーター2』で、あの無敵の殺人マシン・T-1000を演じていた俳優だったのです。

T-1000といえば、液体金属のように姿形を自在に変え、銃弾や爆発ではびくともしない、当時としては革新的な特殊効果とともに登場したキャラクターです。とにかく不死身で冷酷、無言でターゲットを追い詰めるその姿に、当時映画館で震え上がった記憶が今でも鮮明に残っています。何度旧型ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)に吹き飛ばされても再生し、最後は溶鉱炉に沈むまで止まらない執念深さ。まさに「悪の化身」でした。

ロバート・パトリックがT-1000役で一躍有名になったきっかけは、Wiki情報によると、映画『ダイ・ハード2』でのテロリスト役だったそうです。ブルース・ウィリスにあっさりと倒される脇役ながら、その無機質で冷徹な佇まいが印象に残ったのでしょう。結果的に、その存在感が『ターミネーター2』の制作陣の目に留まり、あの伝説的な役どころに抜擢されたのだとか。映画界というのは、本当にどこにチャンスが転がっているかわからないものです。

当時の彼は20代後半、鋭い目つきと整った顔立ちがT-1000の機械的な冷酷さにぴたりとはまりました。まさにキャスティングの勝利。そして、2024年1月現在、彼は61歳。最新の映画で見かけた姿には、あの頃の面影はあるものの、やはり年齢の重みを感じざるを得ません。人間は誰しも老いるとはいえ、あの若き無機質な暗殺者が、今では白髪まじりのベテラン俳優になっていると思うと、正直なところ「老いって残酷だな…」と、しみじみ感じてしまいます。



それでも、ロバート・パトリックが演じたT-1000は、私の中で今なお最強の敵キャラとして君臨しています。『ターミネーター』シリーズの中でも、やはり『2』が圧倒的に傑作だと感じるのは、あのT-1000の存在あってこそ。彼の端正な顔立ちと、感情を一切感じさせない冷酷さとのギャップが、不気味さと恐怖をより際立たせていました。

あれから30年以上が経ちましたが、いまだにT-1000を超える“完全な敵役”には出会えていません。それほどまでに、ロバート・パトリックという俳優がスクリーンに刻み込んだ印象は強烈でした。年月が経っても色褪せない名演。まさに、それが「名作」の証なのかもしれません。



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1964年生まれ。糖尿病を患ってから、自転車と歩くことを趣味にしています。毎日クスリ飲んでます。

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