
収納付きベンチ兼テーブル兼ベッド作成の第3弾です。
いよいよ組み立て作業に入りました。
各部材は先週の作業でひととおりカット済みだったため、今回は匿名希望さんに作っていただいた設計図をもとに、いよいよ本格的な組み立て作業に取りかかりました。設計図は、細部まで丁寧に寸法が記されていて非常に分かりやすく、改めてその手腕に感謝です。
今回の製作品は、3段に分かれた枠構造で、それぞれが取り外し可能という仕様にしました。使用時の可変性やメンテナンス性も考慮した構造で、完成すればかなり実用的なものになる予定です。
しかし、実際に組み立て始めてみると、やはりいくつかの困難が待ち受けていました。まず、部材の長さが微妙に揃っておらず、ミリ単位でのズレが重なることで、各段の枠の寸法が異なってしまいました。また、手ノコでカットした際の切り口が想像以上に斜めになっていた箇所があり、ピタッと直角に固定するのが難しい場面も多々ありました。
加えて、使った木材がホームセンターで購入した比較的安価な1×4材だったため、乾燥による反りやねじれがあり、組み立て時にビスで無理やり修正しながらの作業になってしまいました。真っ直ぐに見えていた材も、いざ組むと隙間ができてしまったり、逆に圧がかかって膨らんでしまったりと、なかなか思うようには進みませんでした。
それでも、時間をかけてなんとか一応の形には仕上がりました。見た目に多少の歪みはありますが、使用上の問題はなさそうですし、手作りの味といえばそういうものかもしれません。DIYならではの「世界に一つだけの家具」として、むしろ愛着が湧いてきそうです。

この後は、天板となる蓋を作成し、全体にオイル塗りの工程が待っています。使用するオイルは、木材の表面に艶を与えるだけでなく、湿気や水分から木材を守ってくれる非常に重要な役割を果たしてくれます。特にこの作品は、ベンチやテーブルとしての使用も想定しているため、水濡れへの耐性はしっかり確保しておきたいところです。
完成まであと一歩。次回の作業で仕上げに入ります!
収納付きベンチ兼テーブル廉ベッドの作成(1)
収納付きベンチ兼テーブル廉ベッドの作成(2)
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