C・トーマス・ハウエル主演、映画『ヒッチャー』のあらすじ・感想など

2022年5月6日金曜日

映画 映画(洋画)

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私的評価

映画『ヒッチャー』を観ました。
Amazonプライムビデオでの鑑賞です。

1986年制作の今(2022年)から36年前というとても古い映画です。現代の映画からすれば、特殊な技術を使った映像もありませんが、「怖さ」がヒシヒシと伝わってくる映画となっています。ただ不思議だったのが、どうして主人公の青年ジムは殺されもせずに、執拗に追い回されたのか。その意味は最後まで分かりませんでした。
どんでん返しなどありませんが、最後までハラハラして観ることができ、とても面白かったです。

★★★★☆

作品概要

監督はロバート・ハーモン。
脚本はエリック・レッド。
製作はデイヴィッド・ボンビック、キップ・オーマン。
主演はC・トーマス・ハウエル、その他出演者にルトガー・ハウアー、ジェニファー・ジェイソン・リーほか。

1986年のアメリカ制作のサイコ・サスペンス映画で、2007年にリメイク版の映画が作成されました。映画『ブレードランナー』のルトガー・ハウアーが、謎の殺人ヒッチハイカーを演じています。

作品の紹介・あらすじ

雨の降る夜、砂漠地帯のフリーウェイ。
アルバイトで車の長距離陸送をしている青年ジム・ハルジー(C・トーマス・ハウエル)は、一人のヒッチハイカーを拾う。その男(ルトガー・ハウアー)はジョン・ライダーと名乗り、目的地を訊ねても答えず、不遜な態度でジムを脅かす。やがて、自分は先ほどヒッチハイクをした車の持ち主を惨殺し、ジムにも同じことをするつもりだと語ってナイフを突き付けてきた。何が目的なのかと訊ねるジムに、ライダーは「俺を止めてみろ」と答える。
隙を見てライダーを車から叩き出すことに成功したジムだったが、翌朝、ライダーを乗せた家族連れのワゴン車が自分を追い越して行くのを見る。停車したワゴンに追いついて中をのぞくと、家族連れは残らず惨殺されていた。神出鬼没のライダーは、執拗にジムにつきまとい、彼を沿道での連続殺人の犯人に仕立て上げる。その一方で、ジムをとらえた保安官たちを皆殺しにし、逃走を続けさせようとする。
地元警察の責任者、エストリッジ警部(ジェフリー・デマン)と連絡を取り自首を決意するジムだったが、ライダーの妨害により、ますます追い詰められていく。ただ一人の協力者となった、ドライブインのウエイトレス・ナッシュ(ジェニファー・ジェイソン・リー)とともに激しい警察の追跡を振り切ったジムは、モーテルに逃げ込む。
だが、今度はナッシュがライダーの手に落ち、トレーラーのトラック部とコンテナの間に縛り付けられてしまう。運転席ではライダーがエンジンを吹かしながら駆けつけた警官隊を威嚇し続けている。ライダーの足がブレーキから離れたら、ナッシュは真っ二つだ。
エストリッジの要請でトラックに乗り込んだジムに、ライダーは拳銃を渡して自分を撃つように言う。 果たしてジムは、ライダーを止めることが出来るのか?

Wikipedia(ヒッチャー)

感想・その他



映画『ヒッチャー』を観ました。主演はC・トーマス・ハウエル。今回、36年前の彼の姿と現在の姿を見比べる機会があり、その変化に驚かされました。

36年前の若き日の彼の顔は、正直なところ記憶にほとんど残っていませんでした。どこか初々しく、まだ俳優としてのキャリアを積み始めたばかりという印象が強い一方で、どこか若さゆえの瑞々しさが感じられます。ところが、現在の彼の顔にはなぜか覚えがある。しっかりと存在感のある熟成された雰囲気で、スクリーンに映るだけで一目で彼だと分かるオーラが漂っています。

改めて調べてみると、彼のキャリアは意外にも一貫していて、初主演作である名作『E.T.』から現在に至るまで、ほぼ毎年2本前後の映画に出演しているとのこと。作品の多くは私には馴染みのないタイトルばかりですが、最近では私も観た『ミッドウェイ 運命の海』にも登場していました。こうした途切れない仕事ぶりには、役者としての真摯な姿勢を感じます。

さらに映画だけでなく、ドラマ出演も非常に多彩で豊富です。私自身が観ていた作品の中にも、医療ドラマの金字塔『ER緊急救命室』、緊迫感溢れる『24 -TWENTY FOUR-』、犯罪捜査の名作『クリミナル・マインド FBI行動分析課』、ゾンビドラマの代表作『ウォーキング・デッド』、そして近年人気の『BOSCH/ボッシュ』など、多数の作品で彼の姿を見かけました。どれも異なるジャンルでありながら、彼の演技が確かな存在感を放っていることに改めて気づかされます。

それにしても、36年という歳月は俳優の顔をここまで変えてしまうものかと、しみじみ思いました。若さ特有のあどけなさは消え、深みと落ち着きを帯びた表情へと変貌。年月は人を確実に成長させる一方で、記憶の中のイメージとのギャップをも生み出します。

こうして改めて彼の歩んできた軌跡を振り返ると、変わりゆく姿の裏に刻まれた経験と努力の重みを感じずにはいられません。今後も彼がスクリーンやドラマで新たな魅力を見せてくれることを楽しみにしています。



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1964年生まれ。糖尿病を患ってから、自転車と歩くことを趣味にしています。毎日クスリ飲んでます。

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