
シャンプー洗車とコーティングが同時にできる「Gモード」を使ってみた
「シャンプー洗車をするだけでカーコーティングまでできてしまう」とうたうGモード。手軽に愛車の美しさを保てるというそのうたい文句に惹かれ、私も試してみることにしました。
1回目の使用からおよそ2か月弱が経過した今、改めてその効果を振り返ってみようと思います。Gモードにはさまざまな効果が謳われていますが、中でも注目したのが「洗車後も驚きの防汚性能」。超撥水機能により、雨が降れば自然に汚れを洗い流してくれる──そんな夢のような仕組みに、正直かなり期待していました。
しかし、現実はそこまで甘くありませんでした。今日、洗車をする気になった最大の理由はというと……ええ、愛車ルークスが普通に汚れていたからです。ホコリ、泥跳ね、水アカなど、いつものようにしっかりと車体にこびりついていました。残念ながら、「雨が汚れを流してくれる」実感はほとんど得られなかった、というのが正直な感想です。
とはいえ、Gモードには確かに“メリット”もあります。それが「手軽な使用方法」。本当に簡単で、特別な道具も技術もいらず、普通のシャンプー洗車の要領でスプレーして洗い流すだけ。泡立ちもよく、すすぎも簡単で、仕上がりに時間がかかりません。寒さが身に染みる冬場でも、「ちょっと洗っておこうかな」と思わせてくれる気軽さがあります。
私の愛車は軽自動車のルークス。サイズ的にもコンパクトなので、Gモードを使った洗車ならだいたい30分もあれば終わってしまいます。週末のちょっとした空き時間にも手軽に取りかかれるという点は、本当に助かります。
ただ、やっぱり「過度な期待」は禁物ですね。初めてGモードを使うとき、「これで固形ワックス並みの艶と防汚効果が出たら最高だな」なんて思ってしまいましたが、さすがにそこまでの力はないようです。やはり手軽さとのトレードオフでしょうか。
結論としては──Gモードは、冬の洗車用として“気軽に使える”アイテムとしては合格点。ただ、愛車を「ピカピカに仕上げたい」と本気で思うなら、やっぱり“あのひと手間”が必要です。スポンジをしっかり持って、時間をかけて磨き上げる。昔ながらの固形ワックスを取り出して、じっくり塗り込む。その過程こそが車との対話であり、オーナーの愛情表現なのかもしれません。
やっぱり、男は黙って固形ワックス──そんな気持ちを再確認した冬の洗車日となりました。
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