
いよいよ自転車のシーズンが近づいてきました。気温も緩み、そろそろライド日和が続きそうな気配。ということで、恒例の「シーズン前メンテナンス」をぼちぼち始めることにしました。
とはいえ、正直なところ昨年はあまり乗れずじまいで、走行距離もごくわずか。そのため、機材的にはほとんど痛みもなく、目立った不具合はないと思われます。とはいっても、乗る頻度にかかわらず定期的なチェックとグリスアップは大切。自転車にとって、動かない時間は意外とダメージの蓄積になるものです。
作業は昼食後に始めるつもりだったのですが、結局動き出したのは日も傾きかけた16時過ぎ(苦笑)。なかなか腰が重くていけませんね…。
まずは、シートポストの取り外しとグリスアップから。固着防止の意味も込めて、念入りにグリスを塗布。抜き差しに違和感はなく、異常なし。やはり使用頻度が低かったこともあって、まだまだ健全な状態です。
せっかくなので、フレーム内部の防錆処理も同時に実施。細めのチューブにスプレーを差し込み、内部に防錆剤を吹き込んでおきました。こういう地味な作業こそ、あとあと効いてくるはず。
続いて、スレッドステムの取り外しとヘッドセットのグリスアップへ。ステムを引き抜くのは毎度のことながら少々面倒。しかも今回は、ハンドルに付けたままのケーブル類が邪魔をして、作業スペースが非常に狭い…。やっぱりちゃんとケーブルは一度取り外したほうがスムーズでしたね。次回はちゃんと手順を見直すつもりです。
ちなみに、シートポストやステムの装着位置には青いテープを巻いて目印にしています(写真参照)。地味な方法ですが、元の位置がすぐわかるので、再組立時に地味に役立ちます。特にライディングポジションが決まっている人にはおすすめの小技です。
そして来週は、いよいよクランクまわりとディレーラー系のメンテに取りかかる予定です。チェーンの状態も見て、場合によっては洗浄か交換も検討。前後の変速調整も久々なので、感覚を思い出しながらじっくりとやっていこうと思っています。
気持ちよくシーズンインできるように、今のうちにコツコツ整備。整備もまた、自転車を楽しむための大切なプロセスですね。

フレームの防錆処理はクレのスーパーラストガード。

もちろん玉押し側もたっぷりとグリスを塗りました。

クランクとディレーラー(リア)もメンテナンスしました。とは言え、取り外して清掃してグリスアップしただけです。
チェーンも外したので、パーツクリーナーを使い洗浄しました。最後に可動部に注油しました。
簡単ではありますが、これでシーズン前のメンテナンスは完了とします。

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