
GIOS PULMINO(上)のフレームだけを、ヤフオクでようやく落札しました。
付属していたのは、シートポストとスレッドステムのみ。サドルすら付いておらず、完全に「フレーム単体+α」といった状態ですが、それでもじゅうぶん嬉しい買い物でした。
ずっと探し続けていたのは、ダイヤモンドフレームのミニベロ。
クロモリの細身でシンプルな、いわゆる“王道クラシック”な小径車を理想として、各オークションサイトや中古パーツショップを巡っていました。しかし、人気モデルや状態の良いものはなかなか出回らず、出ても希望価格をはるかに超えてしまうことがほとんど。
そんな中で出会ったのが、このGIOS PULMINOのフレーム。
PULMINOは、いわばGIOSの街乗り系ミニベロの代表格で、今回落札したのはスタッガードフレーム──いわゆるママチャリのような前下がりのトップチューブ形状です。ダイヤモンドフレームとは趣が異なりますが、「これもまたアリかもしれない」と、気持ちを切り替えて落札を決めました。
というのも、今回のビルドの目的は「街探索」や「気ままな近距離ライド」。本気のスポーツ走行ではなく、カフェに寄ったり、裏路地をぶらぶらしたりするのがメイン用途です。スタッガードフレームなら、乗り降りもしやすく、服装もあまり選ばないという利点もあります。
とはいえ、今の段階で揃っているのは、先述の通りシートポストとステムだけ。サドルもホイールも、ブレーキも何もなし。ここから先は、じっくり時間をかけてパーツを集めていくことになります。コンポーネントはどうするか、タイヤは太めにするか細めにするか、ハンドルはフラットかプロムナードか──考えることは山ほどありますが、それもまた楽しみのひとつ。
実際に走り出せるのは、おそらく秋頃になりそうです。
でも、冬の澄んだ空気の中、ゆっくり街を流すPULMINOの姿を思い浮かべながら、コツコツと組み上げていく予定です。
「急がず、でも妥協せず」──そんなペースで、自分だけの1台を作っていきます。
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