私的評価
映画『スティーヴン・キング ビッグ・ドライバー』を観ました。Amazonプライムビデオでの鑑賞です。
スティーヴン・キング原作の復讐劇ということで、興味を惹かれて観てみました。全体として「ものすごく面白い!」というほどではなかったものの、上映時間が90分未満と短めだったこともあり、テンポよく物語が進んで最後まで飽きずに楽しめました。適度なドキドキ感と緊張感があり、サスペンスとしては心地よいバランスだったと思います。復讐を描くストーリーも奇をてらった展開がなく、むしろ素直でわかりやすかった分、感情移入しやすく、すんなりと最後まで観られたのが印象的でした。
★★★☆☆
作品概要
監督はミカエル・サロモン。原作はスティーブン・キングの「Big Driver」。 脚本は リチャード・クリスチャン・マシスン。
製作はマイケル・マホニー。
主演はマリア・ベロ、その他の出演者にアン・ダウド、ウィル・ハリス、ジョーン・ジェット、オリンピア・デュカキスほか。
『ビッグ・ドライバー』(原題: Big Driver)は、スティーヴン・キングの中編小説で、それを原作とした2014年のアメリカのテレビ映画(サスペンス/スリラー)です。田舎道で暴行を受けたミステリー作家の女性が、警察に頼らず自らの手で巨大なトラック運転手に復讐を果たす物語です。
作品の紹介・あらすじ
人気ミステリー作家のテス・ソーンは、マサチューセッツ州北部の図書館でファンとの交流会に招待されるが、飛行機恐怖症のため、遠方の仕事でも車で出かける。イベント後、主催者のラモーナはテスに帰りの近道を提案する。しかし、その道は人里離れた田舎道を通るため、テスの車は道路に敷かれた釘が打ち込まれた板を踏んでしまい、タイヤがパンクしてしまう。ちょうど廃墟となったガソリンスタンドのそばを通りかかったが、携帯電話の電波も届かないため、テスは誰かが助けに来てくれることを願う。
ピックアップトラックに乗った男が止まり、助けを申し出る。最初は助けようと熱心そうに見えたが、すぐに態度が豹変する。男は彼女を殴り、残忍にレイプし、殴打した後、首を絞めて意識を失わせる。男は彼女を排水溝に引きずり込み、そこに置き去りにする。彼女が意識を取り戻すと、男は姿を消しており、排水溝で3人の女性の遺体を発見する。3人とも同じ男の犠牲者だと彼女は推測する。テスは助けを求めて出発するが、歩きながら、この襲撃がスキャンダルになるのではないかと心配する。メディアで「自業自得だ」と非難され、責められるだろう。彼女は再びトラウマを負い、評判も地に落ちるだろう。彼女はコンビニエンスストアを見つけ、リムジンサービスに電話して家まで送ってもらう。彼女は、何が起こったのか誰にも話せないと決意する。
テスは無事に家に帰ると、復讐を決意する。スタッガー・インのウェイトレス、ベッツィから電話があり、テスの車がそこに停められていると告げられる。二人は共に暴力の被害者であることから絆を深める。テスは後に、ラモーナが襲撃者の母親であり共犯者であり、自分を探し出して図書館に誘い、息子の罠に誘い込んだことに気づく。その夜、テスは銃を持ってラモーナの家に行き、彼女に詰め寄る。ラモーナは何も知らないと否定し、もみ合いの末、テスから銃を奪い取り、襲撃を計画したことを明かし、引き金を引くが、弾は空だった。テスは台所のナイフをつかみ、ラモーナを刺してから銃で撃つ。その時、レイプされた時に失くしたイヤリングを見つける。
家の中で、テスは襲撃犯がレスター・ノービル、別名ビッグ・ドライバーであることを示す手がかりを見つける。近くのガソリンスタンドで彼のトラックを見つけ、トラックに書かれた住所をメモする。その住所に向かう途中、トラックが駐車されているのを見つけ、停車する。襲撃に使われた緑色のピックアップトラックが駐車場に入ってくる。激昂したテスはトラックに駆け寄り、降りてきた運転手を撃つが、彼がビッグ・ドライバーではなく、弟のリトル・ドライバーであることに気づく。テスは殺人を後悔するが、彼女の著書に登場する「編み物クラブ」のメンバーで、テスがよく連絡を取り合っている「ドリーン」の勧めで、「仕事をやり遂げる」ために前進する。
テスはビッグ・ドライバーの家であることが判明した住所まで車を走らせる。侵入すると、彼女は彼の犠牲者の生々しい写真と、兄弟がそれぞれの遺体と一緒に写っている写真を見つける。ビッグ・ドライバーにレイプされている彼女の写真もあった。リトル・ドライバーが無実ではないと悟った彼女は、彼を撃ったことへの罪悪感をもう感じない。離れから物音が聞こえたのでテスは中に入ると、ビッグ・ドライバーがベンチで作業しているのを見つける。彼に詰め寄ると、銃弾が尽きる前に2発発砲し、外へ逃げ出す。彼は苦痛に顔を歪めながら彼女を追いかけるが、彼女はパンクの原因となったような釘の打ち付けられた板で彼の頭を殴る。彼が逃げようとすると、彼女は冷静に弾を装填し、彼の股間を撃ち、彼が死ぬのを見届ける。ドリーンが再び現れ、彼女に早く立ち去るように促す。
匿名の通報により、警察は排水溝で遺体を発見し、証拠となる写真が保管されているビッグ・ドライバーの家へと向かう。その後まもなく、テスは自宅で匿名の電話を受ける。電話の相手はベッツィだと気づいたテスは、「あなたが何をしたか知ってるわ。よくやったわね!」と告げられる。
Wikipedia
感想・その他
この映画で主演を務めているマリア・ベロ。どこかで見た顔だなと思ったら、やっぱりドラマ『ER緊急救命室』の“アンナ・デル・アミコ”でした。少し年を重ねた印象はありますが、あの頃の面影はすぐにわかりますね。気になって調べてみると、やはりその通り。『ER』出演当時は30歳前後で、現在は1967年生まれの57歳(2026年現在)とのこと。そういえば、以前にも同じようなことを書いた記憶があったので、自分のブログを探してみたところ、やっぱり見つかりました。ドラマ『弁護士ビリー・マクブライド』に出演していたときの記事(こちら)を読み返してみると、まったく同じように「デル・アミコだ!」と書いていました(笑)。どうやら私の中で、彼女=デル・アミコの印象が強く残っているようです。
また、マリア・ベロは私の好きな映画『ペイバック』にも出演していたらしく、当時観たときもきっと「おっ、デル・アミコだ!」なんて言っていたんでしょうね。すっかり忘れていましたが、あの『ER』での存在感が、その後のキャリアにつながったのだと思うと、なんだか感慨深いです。

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