ビリー・ボブ・ソーントン主演、海外連続ドラマ『弁護士ビリー・マクブライ ド』シーズン1・2・3のあらすじ・感想など

私的評価

Amazonオリジナルドラマ『弁護士ビリー・マクブライド』シーズン1・2・3を観ました。
Amazonプライムビデオでの視聴です。

特にシーズン1は非常に面白く、ビリー・マクブライドという弁護士の個性的なキャラクターが際立っていました。法廷での駆け引きや証拠開示の瞬間など、緊張感あふれるシーンが多く、見応えがあります。法廷ドラマ特有のヒリヒリする緊張感や、ビリーが独自の手腕で事件を解決していくさまは、まさに見どころの連続です。

シーズン2では、シーズン1ほど法廷での白熱したシーンが少なく、少し落ち着いた展開になりました。しかし、キャラクター同士の人間関係や、ビリー自身の内面の描写が丁寧に描かれており、物語全体の厚みは失われていません。

そしてシーズン3では、再びビリーが弁護士として本領を発揮します。悪事を働く相手たちは次々に片付き、スッキリとした爽快感がありますが、最後には衝撃的な結末が待ち受けており、シーズン4へと続く展開に思わず息を呑みました。この予想外の終わり方が、次のシーズンへの期待感をさらに高めてくれます。

全体を通して、ビリー・マクブライドの人間味あふれるキャラクターと緊迫感のある法廷ドラマの融合が魅力的で、シリーズを通して非常に楽しめる作品です。シーズン4の登場が待ち遠しく、今から公開が楽しみで仕方ありません。

★★★★☆

作品概要

Amazonビデオによるアメリカ合衆国の弁護士テレビドラマシリーズです。
各シーズンは、8話を通して一つの事件を扱いますが、それぞれが微妙に関連しています。シーズン1は2016年10月に配信、シーズン2は2018年6月に配信、シーズン3は2019年10月に配信されました。2019年11月14日には、最終となるシーズン4の製作が発表されました。

主演はビリー・ボブ・ソーントン、その他の出演者にはニーナ・アリアンダ、タニア・レイモンド、ウィリアム・ハートほか。

作品の紹介・あらすじ

シーズン1のあらすじ
かつて腕の立つ弁護士であったビリー・マクブライドは仕事に疲れ果て、今は法廷にいるよりも酒場にいる時間の方が多くなっている。ある日、彼は嫌々ではあるが不法死亡の案件を引き受ける。訴訟の相手は彼自身が設立した有名法律事務所とその依頼人である巨大企業だ。ビリーは寄せ集めの仲間たちと共に、隠された大きな陰謀を明らかにしていく。ゴリテアのような巨大な敵を相手にビリーたちは生死を賭けた裁判に挑む。

シーズン2のあらすじ
ビリー・マクブライドは陰惨な二重殺人事件で弁護すべく、再び刑事事件を引き受けた。依頼人である16歳の少年の潔白を確信しているからだ。ビリー。パティらのチームはロサンゼルスの裏社会で必死に証拠を集める。事件の真の容疑者が明るみに出ると、市長選と土地開発業者との関係も浮き彫りになっていく。

シーズン3のあらすじ
旧友の命を奪った事故の責任を追及するために、ビリー・マクブライドは干ばつに見舞われているセントラル・ヴァレーで調査を始める。そこで直面した巨大な陰謀は、裕福な農園主と妹によるカリフォルニアで最も貴重な水資源の不正操作だった。ビリーは助手たちと真相を探っていくうちに、過去に対立した相手や自己の葛藤に悩まされ、命まで脅かされることになる。

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感想・その他

「あれっ、この人ってなにかに出ていたよなぁ…」、そのように思う出演者が数人いました。
まずはこの人、ハロルド・ペリノー・ジュニアです。



シーズン1の判事役、ロストン・ケラーとして出演。この俳優さんはドラマ『LOST』に出演していたんです。役どころは、とても嫌な人間マイケル・ドーソン役でした。この『LOST』、最終的にはなにがなんだかよく分からないドラマでした。
そしてこの人、マリア・ベロです。



シーズン1の主人公ビリーの元妻ミシェル・マクブライドで出演。この人がびっくりで、ドラマ『ER緊急救命室』のアンナ・デル・アミコ役でした。その当時は20代、現在は50代、分からないハズですね。
最後はこの人、デイモン・ガプトンです。



シーズン1のボーンズ・テック社の法律顧問役レナード・レッツ役で出演。この俳優さんはドラマ『クリミナル・マインド』シーズン12に出演していたスティーブン・ウォーカー役でした。どうりで最近見た覚えがありました。
そんな出演者たちを楽しみながら、3日間で全24話を完観してしまったほど、面白いドラマでした。

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