エブリイ（DA17V） 城崎温泉RVパーク車中泊

今回の車中泊では、RVパーク「城崎温泉いなばや」を利用させていただきました。電話で予約をした際から非常に感じの良い対応で、初めての利用でも安心感がありました。実際に現地に到着してからの対応も丁寧で、全体を通して気持ちよく利用することができました。

立地は城崎温泉の中心街からやや離れていますが、それでも十分に徒歩圏内です。RVパークから最も離れている外湯である「鴻の湯」までも、ゆっくり歩いて20分ほど。温泉街の風情を楽しみながらの散策と思えば、距離はまったく苦になりませんでした。

今回、RVパークを利用して特に良かったと感じた点は、何といっても電源が使えることです。電源設備のない場所での車中泊ではポータブル電源に頼ることになりますが、私が使用しているALLPOWERSのR600（600W／299Wh）では、正直なところ容量不足を感じていました。使用するたびに残量を気にしなければならず、気持ちに余裕が持てません。その点、外部電源が確保されているRVパークでは、照明や家電を気兼ねなく使うことができ、車中泊の快適さが格段に向上しました。

利用料金としては4,000円近くかかりますが、この快適さと安心感を考えると十分に納得できる金額です。今後は、RVパークだけでなく、道の駅などに併設されている有料の車中泊スペースも積極的に検討していきたいと思いました。

名古屋からは寄り道を楽しみながら走って、往復で約700km弱。想像していたよりもずっと身近に感じられた城崎温泉。活気ある温泉街の雰囲気は、やはり何度訪れても良いものです。










外湯めぐりについては、初日に「御所の湯」、翌朝に「鴻の湯」を堪能しました。「美人の湯」として知られる御所の湯の開放感もさることながら、朝の澄んだ空気の中で浸かる鴻の湯の露天風呂は、まさに至福のひとときです。
また、今回の旅で非常に重宝したのが、RVパークのスタッフさんに教えていただいた「外湯の混雑状況」が見られるサイトの存在です。 城崎温泉の公式サイトから各浴場のリアルタイムの混み具合をスマホでチェックできるのですが、これが本当に便利！「せっかく行ったのに入場制限で待たされる」というストレスもなく、空いている時間を狙ってスマートに湯めぐりを楽しむことができます。歴史ある温泉街でありながら、こうしたデジタル化が進んでいる点も、今の時代の旅には嬉しいポイントですね。