加水分解でソールが見事に剥がれてしまった靴が一足。
そしてもう一足は、天然クレープソール(天然ゴム製の柔らかいソール)が経年劣化でボロボロになってしまったもの。
どちらも思い入れがあって、簡単には手放せず、つい下駄箱の隅で眠らせてきた靴たちです。
ショップに修理を依頼すれば、新品が買えてしまうほどの金額になるのは目に見えています。
そこで、「どうせダメなら経験だ」と思い切って、自分で修理に挑戦することにしました。
そして、今回がその修理シリーズの最終回となります。このFoxFireの靴はこれで修理完了、いわば「完結編」です。
ソールのリペア後、まずは500メートルほど試し履きをして様子を見ましたが、本日改めて約2キロほど歩いてみました。歩行中、ソールが再び剥がれてしまうことは全くなく、靴として十分に機能していることを確認できました。これは自分で修理したにしては、かなりの成果だと感じています。
ただし、唯一気になるのは接着部分の見た目の悪さです。遠目から見る限りは誰も気づかないでしょうが、やはり自分が最も近くで見ているため、どうしてもその不格好さが目に付きます。見た目の美しさも大切にしたいので、時間を見つけて気になる部分の接着をやり直そうと思っています。
今回はここまでですが、この経験を通して自分で靴のメンテナンスに挑戦する楽しさと難しさ、そして愛着の深まりを実感しました。次は天然クレープソールの靴も、ぜひ修理してみたいと思います。
靴のソール修理(カップソール編)・交換DIY(1)
靴のソール修理(カップソール編)・交換DIY(2)
靴のソール修理(カップソール編)・交換DIY(3)
靴のソール修理(カップソール編)・交換DIY(4)
2 件のコメント:
自分で気になるほど他人は人の足元を気にしていない気がしますが(笑)
そうですよね、こんな白髪交じりのオヤジの靴なんて誰も気にしませんよね(笑)
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