へっぴり腰な猫のキイ



ベランダ手すりの2ニャン。
リンは、まるでこの場所の主人であるかのように堂々と座っている。長毛の美しい毛並みが秋風にそよぎ、まるで貴族のような風格を漂わせている。視線は遠くを見つめ、まるで自分の縄張りを見渡す王のようだ。このベランダでの生活も長く、高所への恐怖など微塵も感じさせない。むしろ、この特等席から見下ろす景色を心地よく楽しんでいるようです。

一方、キイの様子は対照的だった。手すりの上に前足を置いているものの、体は明らかに緊張している。耳は少し後ろに倒れ気味で、尻尾の先がピクピクと小刻みに動いている。体重は後ろ足に乗せており、いつでも素早く安全な場所に退避できるよう身構えている。まさに「へっぴり腰」という表現がぴったりの姿勢なのです。

気を付けていないと、落ちてビックリして逃げ出すことに…。
そうです、以前リンは落ちて1週間ほど行方不明になりました。

立秋(逃げ出した二日後)
戻ってきました(6日ぶりに戻って来た日)

こんなことにならないように、気を付けなくっちゃ。

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