餓鬼のごとくエサを漁るキイ



子供が学校から帰宅すると、リビングの床一面に猫のエサ、通称「カリカリ」が見事に散乱していたそうです。まるで誰かが花吹雪のようにばらまいたかのように…。その近くには、無残にも転がったエサ袋。袋の口はガジガジに噛み破られ、原型を留めていませんでした。これはもう犯人が誰か、推理するまでもありません。

思い返せば、先代のリンの時にはこんなこと、一度もありませんでしたね。リンは袋の音に少し反応する程度で、決して自ら荒らすようなことはしなかったのに…。

ところが今のキイは違います。ほんの少しエサ袋を指で触って「カサッ」と音を立てただけで、いつの間にか背後に現れる忍者のような身のこなし。リンが食べ残したご飯も、ものの数分で平らげてしまう食欲の持ち主です。そして…ついでに言うと、出すものも強烈。ウ◯コがとにかく強烈な臭いを放ち、家族を悶絶させるのです(これは今回の事件とは直接関係ありませんが)。

この旺盛な食欲と知恵。袋を破る技術といい、獲物を狙う執念といい…。キイの将来を考えると、なんとも末恐ろしいものがあります。

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