
知多四国霊場巡り、今回はその第4日目に行ってきました。
そして今回はなんと、二男の友達であるサンちゃんも同行してくれました。彼と会うのは、昨年の伊吹山登山以来。久しぶりの再会ということもあって、朝から少しテンション高めのスタートとなりました。
サンちゃんは、いざ歩き出すと意外にも健脚で頼りになる存在。息子とも気心知れた様子で、並んで歩く姿を見ていると、親としてもなんだか嬉しくなってしまいます。年頃になってくると、親と出かけるよりも友達との時間を大事にしがちですが、こうして一緒に歩いてくれるのはありがたい限りです。
第1日目は2012年6月17日。1番から4番礼所まで。
第2日目は2014年1月4日。5番から9番礼所まで。
第3日目は2014年3月15日。10番から12番、54番、そして番外2か所に18番。
そして今回は、13番から17番、20番、そして戻って19番という、少し順番が前後する形ではありますが、計7カ所の霊場を巡るルートです。
今回の出発地点は、名鉄白浜駅。朝の空気は気持ちよく、天気は上々。風もなく、絶好の歩き日和となりました。駅を降りた瞬間、足元に広がるのは、のどかな田園風景と、どこか懐かしさを感じさせる町の佇まい。歩き始めると、すぐに心が落ち着いてくるのが分かります。
それぞれのお寺では、三人そろって手を合わせ、静かに祈りを捧げました。派手な観光地のような賑わいはありませんが、そのぶん、どの札所にも素朴なあたたかみと、土地の歴史の重みを感じます。
長い道のりではありましたが、三人で歩くと不思議と時間が短く感じられます。途中でコンビニに立ち寄っておにぎりを食べたり、地元の人に道を尋ねて話が弾んだりと、小さな出来事がたくさん積み重なって、旅がより思い出深いものになっていきます。
それにしても、こうして何年もかけて少しずつ進めている知多四国巡り。
一気に踏破する旅もいいけれど、時間をかけて歩き継ぐことで、その時々の季節や、同行者の変化、そして自分自身の気持ちの移ろいまでが、ひとつひとつ心に刻まれていく気がします。
残りの札所もまだまだありますが、このペースで無理せず、楽しみながら続けていこうと思います。次はどこから歩こうか、今から少し楽しみです。

13番 板嶺山安楽寺
鉄筋コンクリート造りと思われる本堂と大師堂でした。勝手な思いではありますが、それがちょっと残念です。

14番 円通山興昌寺
小じんまりとしていますが、なかなかキレイな興昌寺さんです。

興昌寺からさらに西へ向かい、名鉄河和線を越し坂部駅の前を通って洞雲院へ。この辺りの道が一番のんびりしていて、気持ち良かったです。

15番 龍渓山洞雲院
工事中ではありましたが、山門と本堂は立派に立て直しされています。さすがは徳川家縁のお寺です。

洞雲院からは県道264号線を南下。2Kmほど歩いて平泉寺へ。

16番 鳳凰山平泉寺
お腹も空いてきたので、近くにあったアピタで食事。長い休憩後、すぐ近くの観音寺へ。
阿久比町から半田市へ。約4Km弱を歩いて龍台院。

17番 樫木山観音寺
74段の石段を登ると、こじんまりとした、しかし感じ良いお寺がありました。

20番 萬松山龍台院
市街地にあり、緑多きお寺。大師堂の前に木製の手と足があり、それで患部を撫でると良いらしい。

半田運河など少し寄り道して最後の光照院へ。

19番 前明山光照院
広く明るい感じのお寺です。

帰りはJR半田駅から。
歩行距離約12.3Km。
所要時間は約5.5時間。
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