懐かしの地蔵峠(国道361号線旧道)

国道361号線に新地蔵トンネルができる前、旧道として使われていた地蔵峠に行ってみました。

ここを通るのは、おそらく今回で三度目。最初はオートバイでのツーリング、二度目は当時まだ彼女だった妻とクルマで訪れたとき。どちらも、もう40年ほど前のことになります。記憶の中の地蔵峠は、展望台や滝があり、どこか薄暗くて細い道が続く、少し心細いような峠道でした。

ところが実際に走ってみると、その印象はずいぶん違っていました。エブリイに乗るようになってからというもの、狭い山道を走る機会が増えたせいか、感覚が少し麻痺しているのかもしれません。この旧道区間も「思ったより走りやすいな」というのが正直な感想で、道幅も極端に狭いというほどではなく、落ち着いて走れば特に問題はありません。

とはいえ、当時のようにこの道が主要ルートとして使われ、双方向から頻繁にクルマが行き交う状況を想像すると、やはり厳しいものがあります。カーブや見通しの悪い区間も多く、すれ違いには気を使う場面も少なくありません。そう考えると、新地蔵トンネルの存在はやはり大きく、このルートにとっては必要不可欠なインフラだったのだと実感します。

かつての記憶をなぞるように走りながらも、今の自分の感覚や道路事情の変化を重ねて感じられる――そんな、少し不思議で味わい深い再訪となりました。


こんな川幅いっぱいの濁流の木曽川を見たのは初めてかも(南木曽町あたり)


御嶽神社天昇殿からのグリーンベース(エブリイ)


御岳ロープウェイでぽつねんと佇む可愛いGB(グリーンベース)


柳又ビューポイントからの御岳山とGB


地蔵峠展望台前のGB


標高1,335m。飛騨街道の木曽福島(現木曽町福島)より開田村(現木曽町開田高原)への玄関口にあたります。 街道開設当時は、木曽福島側から登って現在の滝上へ出る険しい道を避けて遠回りする道筋でしたが、安政6年(1859年)大改良工事を行い、現在の新道が開発されました。 頂上の石地蔵は享保13年(1728年)に建てられましたが、盗難にあい、昭和47年(1972年)に末川の有志により、再建されたものです。

コメント