2025年11月9日（日）、世界ラリー選手権（WRC）2025年の日本ラウンドとして開催された「フォーラムエイト・ラリージャパン2025」が、愛知県と岐阜県を舞台に4日間にわたって繰り広げられた熱戦の末、ついに閉幕しました。
大会期間中の観戦者数は、4日間合計で実に53万人に達したとのこと。国内外のファンが沿道に詰めかけ、晩秋の山あいを駆け抜けるラリーカーの迫力を存分に堪能したようです。
今年、私たちの観戦予定はデイ2（金曜日）の「伊勢神トンネルSS」でした。上の写真がその観戦ポイントで、だだっ広い牧草地の向こうのコースを左側から右側に一瞬で通り抜ける、迫力満点のステージです。
ところが、よりによって観戦の2日前に、私はコロナウイルスに感染してしまいました。無念ながら観戦を断念することに……。まさかWRCウィーク目前で罹患するとは思いもよりませんでした。
ちなみに、これが初めてのコロナ感染。症状としては「ひどい風邪」といった程度で済みましたが、それでも体調を崩している間、SNSやYouTubeで流れてくる現地の映像を眺めながら、勝田選手の活躍を追いかけていました。
本来なら、SS観戦の翌日（土曜日）はリエゾン区間での観戦も予定していました。同行予定だった同僚によると、「タイヤ交換やメンテナンスなど、作業中のラリーカーを間近で見られてとても楽しかった」とのこと。
サービスパークとは違った“素のラリー”の一面を感じられるのがリエゾン観戦の魅力ですね。
来年は、確か5月開催の日本ラリー。たとえSS観戦が難しくても、リエゾン区間だけでも現地でその空気を味わいたいと思います。
phote by 鈴木さん
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