
エブリイ専用の「サンシェード全窓用セット」という商品を以前購入して使っていたのですが、取り付け方法が吸盤式だったため、実際の使用時には少し困る場面が多くありました。特に、車中泊中や日中の日除けとして使っている最中に、吸盤がよく外れてしまうのです。なぜか上部の吸盤が外れやすく、気づいたらサンシェードがペロンと垂れ下がっている……そんなことが何度もあり、地味にストレスでした。
そこで思い切って、自作することにしました。以前、車内の天井部分に使用した断熱材が余っていたので、それを活用して、窓にぴったりはめ込むだけで取り付けできるサンシェードを作ってみたのです。とは言っても、構造はとてもシンプルで、各窓の形に合わせて断熱材をカットしただけ。ですが、この断熱材は厚さが約6mmあるため、ある程度の剛性があり、窓枠にはめ込むだけでしっかり自立してくれるのが大きな利点です。吸盤のように落ちてくることがなく、しっかりと固定された状態を保てます。
ただし、断熱材を窓枠のサイズそのままで作ってしまうと、どうしても収納時にかさばってしまいます。特にフロントガラスとリアガラス用は大きいため、そのままでは天井の棚にも入りません。そこで、フロントとリア用のサンシェードは3分割、サイドの窓用は2分割にして、それぞれをアルミテープでつなげ、折りたたみできる構造にしようと考えています。これなら、使用しない時もコンパクトに折りたたんで天井棚に収納でき、省スペース化にもつながります。
自作サンシェードは、窓にぴったりフィットするため遮熱効果が高く、夏場の直射日光をしっかりブロックしてくれます。また、冬場の車中泊時には、窓からの冷気を遮断してくれる断熱効果も期待できます。吸盤が外れるストレスもなく、見た目もすっきりしていて、自分としてはかなり満足のいく仕上がりになりました。コストも市販品より抑えられるので、DIYが苦でなければおすすめの方法です。



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