
日本ラインロマンチック街道にて
還暦ライダーとのロードバイク第2ラウンド ― 真夏のような梅雨晴れサイクリング
ロードバイクを手にしたばかりの初心者の還暦ライダー(私より3歳年上の方)とのサイクリングも、今回で2回目。前回は緊張しながらも新しい愛車にまたがる姿が初々しく、こちらまで初心を思い出させてくれるようなひとときでした。
本来であれば6月11日に走る予定でしたが、あいにくの雨で延期。その“リベンジライド”として実行されたのが、6月20日(日)でした。前日の天気予報は「梅雨の晴れ間」とは言っていたものの、当日は予想以上の快晴と高湿度。朝の集合時点では涼しい風も感じられましたが、走り始めてから次第に気温が上昇。午後に入ると雲が完全に抜けて、まるで真夏を先取りしたかのような強い日差しにさらされることに。
今回も初心者ライダーの負担を考えて、距離は控えめの71kmコースに設定。坂道の少ない平坦メインのルートでしたが、気温と湿度が想像以上に堪え、途中の休憩では皆が額から汗を拭いながら「これは暑いなぁ…」と苦笑い。
そしてお昼は当初予定していた“がっつりステーキ”を楽しむ予定だったのですが――
いざお店の前に到着してみると、「いや、さすがにこの暑さで肉はちょっと…」という空気に全員一致。水分をたっぷり摂ったこともあってか、みんなの食欲がやや落ち気味で、結局は軽めの食事に方向転換となりました。
それでも、還暦ライダーの走りは前回よりも確実にスムーズになっており、立ち姿も少しずつ“ローディーらしさ”が出てきた印象。「やっぱりロードバイクっていいですね」と笑顔で話していたのが、何よりの成果だったかもしれません。
次回は少し涼しくなってから、もう少し距離を延ばしてみようかという話も出ました。こうして季節や天気、コンディションに合わせながらゆっくりとペースを上げていけるのも、仲間とのライドの醍醐味ですね。

出発は大口町の堀尾跡公園(ホリオセキコウエン)でした。
松江城を築いた堀尾一族ゆかりの地
愛知県は武将のふるさとと言われており、国宝にも指定されている松江城(島根県)を築いたのも愛知県出身の堀尾吉晴公。堀尾跡公園は、堀尾一族の屋敷があったところで、現在は往時を偲ぶ歴史公園として、整備されており、夏の水遊びや秋の紅葉など四季折々の表情を見せてくれます。一番の見所は、公園の前を流れる五条川の桜並木。吉晴の子と伝えられ、豊臣秀吉の小田原征伐の陣中で死去した金助に因む「裁断橋物語」にあやかって、五条川には、裁断橋と擬宝珠が復元されています。
愛知県の公式観光ガイド(堀尾跡公園)
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の時に活躍した堀尾吉晴ですが、自称歴史好きの私でも名前しか知らない人でした。

上田城跡 織田信長に仕えた生駒氏の出生城として名を馳せる
国境の城、尾張国から可児市を一望、生駒氏の出世城として名高い。
文明年間(1469~87)に土田氏によって築かれたとされる。弘治2年(1556)土田源太夫が死んだ後、丹羽郡小折城の生駒親重・親正が城主となった。親正は織田信長に仕え、天正2年(1574)には土田城を去った。
織田信長の母、土田御前の出生地とも言われている。
Gifu ebooks(土田城跡)

各務原蘇原の伊吹の滝。
各務原アルプス縦走の起点となるようです。

2 件のコメント:
木曽川沿いの道、気持ちよさそうです。
これからの季節は日陰がないから暑さ対策が必要になりますね。
barbieさん
いつもコメント、ありがとうございます。
「日本ライン」とは、ライン川の景色と似ていることから名付けされているようですが、確かに景色が良いところです。でも自転車には少しばかり距離が短いです。
おっしゃる通り、夏は地獄となりそうな道ですね。
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