
27.5℃という夏日になった本日(2022年4月10日)、GIOSプルミーノに乗って、特に行き先も決めず、気の向くまま東へとペダルを踏み出しました。春とはいえ、まるで初夏のような陽気で、街路樹の若葉が目に鮮やか。空は雲ひとつない快晴で、風も穏やか。まさに自転車日和でした。
ジャージはWiggleのプライベートブランド「dhb」の春秋用を選んだのですが、さすがにこの気温ではややオーバースペック。走り出してすぐに汗が滲み出し、ファスナーを半分開けて風を取り込むスタイルに。背中から風を感じながら走る感覚は、やはりサイクリングならではの心地よさです。
GIOSプルミーノは、気楽に乗れてく、街乗りには最適な頼もしい相棒。今日はそんなプルミーノと、名古屋の東部郊外をゆったりと巡るようなライドでした。
特に目的地があるわけではなく、ただ季節の移ろいを感じながらのポタリング。こういうのも、自転車の醍醐味だなあと、しみじみ思った一日でした。

知らず知らずのうちに、平針の運転試験場までたどり着いていました。特に意識して目指したわけではなかったのですが、気ままにペダルを回しているうちに自然と足が向かっていたようです。久しぶりに訪れた平針の試験場は、以前の記憶と比べてかなり様変わりしていて、敷地内の建物や案内表示などが整備され、とてもきれいになっていました。まるで別の場所に来たような印象すら受けました。

そのままさらに適当に道を選んで走っていると、いつの間にか笠寺観音の前に出ました。立派な山門が目に入り、なんとなく自転車を降りて少しばかりの休憩。午後の光が境内を柔らかく照らしていて、なんとも落ち着いた空気が漂っていました。
ここまでそれなりの距離を走ってきたせいか、さすがに足にも少し疲れが溜まってきました。体も心も少しばかり重たくなっていましたが、ベンチに腰かけて水を一口飲み、深呼吸をひとつ。こうして静かな場所で一息つくと、不思議とまた走る気力が湧いてくるものです。
さあ、ここからはもうひと踏ん張り。夕暮れまでには家に着きたいし、せっかくの陽気と景色を最後まで楽しみながら、もうひとペダルふたペダル、気持ちよく走って帰ることにします。

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