
先日、家内が友人と『鎌倉殿の13人』の話題で盛り上がったそうです。その友人は大泉洋の大ファンとのことで、大河ドラマは普段あまり観ていないらしいのですが、珍しくこの『鎌倉殿の13人』だけは欠かさず観ているとのことでした。特に印象深かったのは、佐藤浩市さんが演じる上総広常が粛清される直前の、前々回の放送についての話題で、二人の会話はとても弾んだそうです。
そして話の終わりに、その友人がぽつりとこう言ったそうです。
「本当に面白いかまくらでん」
その一言に、家内は一瞬「かまくらでん?」と耳を疑ったそうです。何のことか分からず首をかしげているうちに、ふと気がついたといいます。もしかすると、友人は冗談半分に言っているのか、それとも本気でそう呼んでいるのか、よく分からなかったとのこと。
さらには、もしかしたらこのドラマを愛する“通”の間では、略して「かまくらでん」と呼ばれているのかもしれない…そんな推測まで浮かんだそうです。結局、家内はその言葉を深く詮索せず、笑って流したとのことでした。
その話を聞いた私も、それ以降「鎌倉殿」をつい「かまくらでん」と口にしてしまいます。妙に耳に残る響きと軽やかさが気に入ってしまったのかもしれません。改めて考えると、大河ドラマのタイトルをこうした親しみやすい呼び方で語り合うのも、作品への親近感を高める一つの楽しみ方なのかもしれませんね。
0 件のコメント:
コメントを投稿