
NHK BSの「伝説のコンサート」で、中森明菜スペシャルが放送されています。
リビングのテレビから流れてくる彼女の歌声に、家内が思わずノリノリになっています。やはり世代なのでしょう。懐かしさも相まって、当時の曲が次々に流れるたび、自然と体が揺れているのが分かります。
中でも「難破船」を歌う時の明菜さんは、明らかに雰囲気が違っていました。どこか物憂げで、張り詰めたような空気を感じます。
この歌が披露された当時、M.Kさんとの間に色々あったと記憶しています。表向きにはまだ表面化していない頃ですが、すでに心の中では嵐が吹き荒れていたのかもしれません。
それを知っているからこそ、このパフォーマンスを観ていると、胸が締めつけられます。
この年の年末に、彼女がどんな思いでステージに立っていたかを思い出すと、知らず知らずのうちに目頭が熱くなってしまいました。家内が楽しげにしている横で、私は静かに涙ぐんでいたという、少しおかしな光景でもありました。
さて、そんな思いに浸ったあとは、久しぶりにウォーキングに出かけてきました。
見上げれば空は晴れ渡り、風も穏やかで、まさにウォーキング日和。木々の緑は濃さを増し始めています。鳥の声を聞きながら、ただ足を運ぶだけで心が整っていくような感覚がありました。
距離は正確には測っていませんが、おそらく12kmほど歩いたと思います。
足は少し重くなりましたが、気分はすっきりしました。

七里の渡しへと堀川沿いも、今はつつじの季節です。
ところで、「つつじ」と「さつき」の違いをご存じでしょうか。
今の時期に咲いていて、葉が5cmほどの方が「つつじ」で、「さつき」は5月から6月に咲いて、葉が2cmほどです。



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