
初夏から秋にかけて、私の膝の上は見向きもされなかったのに、季節が少し涼しくなるとこの通り、突然の人気スポットに早変わりです。
膝の上に猫が乗ってくると、ああ、もう秋も近いんだな、と寒さを実感します。
なんだかんだ言っても、こうして膝の上に乗ってくれる瞬間は、やはり嬉しいものです。
柔らかい毛の感触や、体重を預けてくれる温かさに、つい心がほっこりします。
とはいえ、猫のためにジッとしているのも、飼い主には限度があります。
私の場合、なんとか10分ほどは我慢できるのですが、それを超えると体がムズムズしてきます。
そうなると、つい頭を執拗に撫でたり、何度も体に触れてみたりして、猫が自分から立ち去るのを待ちます。
無理やり追い払ったわけではないので、罪悪感もなし。
「仕方ない!」と自分に言い聞かせながら、残った時間を自由に過ごす私です。
猫とのちょっとした駆け引きも、これまた楽しい秋のひとときなのです。
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