腕枕で寝ぼけまなこのキイ(猫)



最近になり、人間の近くにいることが多くなった猫のキイです。

以前のキイは、触られるのをとにかく嫌がる猫でした。
手を伸ばすとさっと身をかわし、抱っこしようとすれば脚を突っ張って必死に拒否するほど。
それでも、人間のそばにはいるのですが、決して触れられないギリギリの距離を保っていました。
まるで「ここまではいいけど、それ以上はダメ」と線を引かれているかのようで、触れ合うのはほとんど不可能。

ところが、最近のキイは違います。
近くにいても逃げず、少しずつ人間の存在を受け入れてくれるようになりました。
抱っこはまだ苦手で逃げ腰ですが、足元でゴロリと転がったり、そっと寄り添ったりと、その距離感が以前とは大違い。
この変化を見ると、愛おしさもひとしおで、つい「よしよし」と声をかけたくなります。

少しずつ心を開いてくれるキイの姿に、日々のちょっとした幸せを感じる毎日です。

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