2025年10月4日(土)・5日(日)の2日間、名古屋港ガーデンふ頭において、海上自衛隊の砕氷艦「しらせ」が一般公開されました。私もウォーキングを兼ねて見学に足を運びました。
前日は雨だったためか、この日は多くの来場者が訪れており、乗艦するまでに30分以上も行列に並ぶことになりました。さらに艦橋の見学希望者は飛行甲板に長蛇の列を作っており、待ち時間は1時間以上に及びそうな様子でしたので、今回は艦橋には上がらず、船内の雰囲気を楽しんだ後に降艦しました。
名古屋港ガーデンふ頭といえば、かつて南極観測に活躍した初代「しらせ」の前身、「ふじ」(艦番号AGB-5001)が常設展示されています。今回見学した現役の砕氷艦「しらせ」は、その「ふじ」と比べてもひときわ大きく、迫力を感じさせる船体でした。基準排水量は「ふじ」の約2.4倍、出力も約1.5倍にあたる30,000馬力を誇り、南極という過酷な環境での任務に応える力強さが伝わってきました。


今回の砕氷艦「しらせ」よりも、私の興味を強く引いたのは、会場に展示されていた一台の車両でした。それが、陸上自衛隊や航空自衛隊で運用されている軽装甲機動車。愛称は「ライトアーマー」と呼ばれ、部隊内では略して「ラヴ」とも呼ばれているそうです。実際に目の前で見ると、写真や映像で感じる以上に力強い存在感がありました。
驚かされたのは、ステアリングホイールに刻まれていた「KOMATSU」の文字です。さらに後部ハッチにある銘板を確認すると、製造元は「株式会社 小松製作所」。てっきり海外メーカーのライセンス生産品かと思っていたのですが、実は国産の純正品、しかも小松製作所による製造と知って意外でした。
ただし調べてみると、この軽装甲機動車の後継については課題も多いようです。小松製作所は既に撤退を表明し、海外メーカーの提案はコストが高額。そこで現在は、装甲化した民間車両をベースにした試験が行われているとのこと。日本の防衛装備品の調達の難しさを垣間見た気がします。
それでも、展示されていた車両は本当に格好良く、機能美を備えた無骨なデザインにしばし見入ってしまいました。





往復で11Km、歩数は20,000歩を越えました。
前日は雨だったためか、この日は多くの来場者が訪れており、乗艦するまでに30分以上も行列に並ぶことになりました。さらに艦橋の見学希望者は飛行甲板に長蛇の列を作っており、待ち時間は1時間以上に及びそうな様子でしたので、今回は艦橋には上がらず、船内の雰囲気を楽しんだ後に降艦しました。
名古屋港ガーデンふ頭といえば、かつて南極観測に活躍した初代「しらせ」の前身、「ふじ」(艦番号AGB-5001)が常設展示されています。今回見学した現役の砕氷艦「しらせ」は、その「ふじ」と比べてもひときわ大きく、迫力を感じさせる船体でした。基準排水量は「ふじ」の約2.4倍、出力も約1.5倍にあたる30,000馬力を誇り、南極という過酷な環境での任務に応える力強さが伝わってきました。


今回の砕氷艦「しらせ」よりも、私の興味を強く引いたのは、会場に展示されていた一台の車両でした。それが、陸上自衛隊や航空自衛隊で運用されている軽装甲機動車。愛称は「ライトアーマー」と呼ばれ、部隊内では略して「ラヴ」とも呼ばれているそうです。実際に目の前で見ると、写真や映像で感じる以上に力強い存在感がありました。
驚かされたのは、ステアリングホイールに刻まれていた「KOMATSU」の文字です。さらに後部ハッチにある銘板を確認すると、製造元は「株式会社 小松製作所」。てっきり海外メーカーのライセンス生産品かと思っていたのですが、実は国産の純正品、しかも小松製作所による製造と知って意外でした。
ただし調べてみると、この軽装甲機動車の後継については課題も多いようです。小松製作所は既に撤退を表明し、海外メーカーの提案はコストが高額。そこで現在は、装甲化した民間車両をベースにした試験が行われているとのこと。日本の防衛装備品の調達の難しさを垣間見た気がします。
それでも、展示されていた車両は本当に格好良く、機能美を備えた無骨なデザインにしばし見入ってしまいました。





往復で11Km、歩数は20,000歩を越えました。
コメント