先日取り付けたドライブレコーダーですが、リアカメラの配線が思うようにいかず、とりあえずの仮設状態で済ませていました。というのも、エブリイ(DA17V)の車体側からリアゲートに通じる蛇腹部分までは比較的簡単に配線できるのですが、問題はその先。蛇腹を通過したあと、リアゲート内部へ配線を通す作業がうまくいかなかったのです。
以前取り付けていたドラレコの端子は細めで、配線ガイドを使ってスムーズにリアゲート内部を通すことができたのですが、今回の新しいモデルは端子が大きく、リアゲートの内部でどうしても引っかかってしまいます。今回も何度か試みましたが、やはり途中で止まってしまい、断念せざるを得ませんでした。

写真では少し分かりづらいですが、黄色の線が配線ガイドです。蛇腹側(写真右側)のリアカメラ配線を配線ガイド取り付け、配線ガイドを反対側(写真左側)から引っ張ってみるのですが、途中で詰まってしまいます。力任せにやって断線してしまっては元も子もないので、今回は別の方法で配線を行うことにしました(師匠と仰ぐとあるYouTuberさんの方法を参考にさせていただきました)。

前回は、リアゲート内部を経由せず、車内側だけで配線を完了させていました。とはいえ、その方法だとリアゲート周辺のエッジモールの隙間から配線を出すしかなく、見た目が悪くなるうえ、配線の保護性にも不安が残ります。

そこで今回は、リアゲート上部、カメラ取付位置のすぐ近くに12mmの穴を新たに開け、そこから配線を引き込む方法を選択しました。リアゲートには、もともと使用されていない約20mmの穴が3か所(樹脂キャップで塞がれている)あり、ちょうど蛇腹と同じ高さの中央の穴を中継ポイントとして活用。まずは蛇腹の先から配線ガイドを使ってこの穴まで配線を通し、次に新たに開けた12mmの穴までガイドを通して、リアカメラの配線を引っ張り出すことに成功しました。

開けた穴の周囲には防錆処理を施し、事前に購入していた12mm用のグロメットを使用してきっちりと塞ぎました。これで外観上もスッキリし、配線の露出もなくなって安全性も確保。ようやく納得のいく形でリアカメラの配線作業が完了しました。
苦戦はしましたが、そのぶん満足度の高い仕上がりになったと思います。
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