この日はまさに「これぞ春!」と呼ぶにふさわしい陽気。空は抜けるように青く、肌に触れる風も柔らかくて心地よい。こんな日は、車を走らせずにはいられません。朝から気分も上々で、気がつけばエブリイのエンジンをかけていました。
さて、問題はどこに行くか。行き先をいろいろと悩みつつも、「今日は200kmくらい走りたいな」というざっくりとした目標だけを頭に描いて出発。とりあえず西へ向かって走り出し、関ケ原方面へ向かっていると、ふと「そうだ、琵琶湖を一周してみよう」と思いつきました。以前から一度やってみたかったルートでもあり、距離的にも200kmどころか確実にオーバーするドライブになるはず。思い立ったが吉日、そのまま琵琶湖方面へとハンドルを切りました。
走行中、気になっていたオイル交換の効果についてですが、正直なところ劇的な変化は感じられませんでした。強いて言えば、加速時の滑らかさがほんの少し増したような…? とはいえ、自己暗示かもしれません。ただ、機械的な安心感は確実に増しており、「これでしばらくは大丈夫だな」と思いながら、気持ちよくアクセルを踏み込んでいました。
琵琶湖沿いの道は予想以上に気持ちよく、まさに春爛漫という感じ。湖岸の公園ではピクニックを楽しむ家族連れの姿もあり、そんな穏やかな光景を横目にひたすら走り続けました。結局立ち寄ったのは、トイレ休憩で停まった道の駅一か所だけでした。車内からの風景だけで満足してしまうあたり、私のドライブスタイルなのかもしれません。

ここは海津大崎。もう1,2週間もすれば桜がキレイでしょう。

問題は帰り道。どのルートで帰るか、これまた悩ましい選択肢がいくつかありました。武平峠を越える国道477号、険しい石榑峠を通る国道421号、あるいは鞍掛峠の国道306号、そして往路と同じく国道21号。どれも一長一短あり、気分次第という感じです。最終的には、一番なじみがあり、比較的距離も短い国道421号を選びました。
ところがこれが少々驚き。3月も下旬だというのに、県境付近の山あいではまだ残雪があり、特に日陰では路肩にしっかりと雪が残っていました。スタッドレスはすでに外しているので、ちょっとヒヤッとする場面もありました。あとで調べてみたところ、鞍掛峠の国道306号はまだ冬季通行止め中。選ばなくて正解だったようです。
そんなこんなで無事帰宅。走行距離を確認すると、なんとほぼ300km。休憩はほとんど取らず、トイレ休憩以外はほぼノンストップで運転していたにもかかわらず、不思議と疲労感はあまりありませんでした。春の陽気と、整備したてのエブリイの快調さが、良いドライブを後押ししてくれたのかもしれません。
こういう日は、ただ車を走らせているだけで、何とも言えない充実感があります。
2 件のコメント:
またすぐオイル交換ですね
匪石さん、コメントありがとうございます。
それがなかなか距離が伸びていなんです。
エンジンは半年、ミッション・デフは車検毎でしょうか。
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