2025年2月の三連休中日、日曜日の午後。天気もよく気温もほどよく穏やかで、どこかへ出かけたくなるような陽気に誘われ、お昼過ぎから愛車・エブリイに乗ってドライブへ出かけることにしました。
今回は、どうしてもクルマを汚したくなかったので、雪道や凍結の心配がある山間部は避けることにしました。ということで、比較的温暖で天候も安定している知多半島方面を目指すことに決定。産業道路は混雑することが多いので避け、今回はのんびりと国道247号線(途中、一部は国道155号)を使って、知多半島をぐるりと一周するルートを選びました。
このルートは海沿いの景色が美しく、交通量もそこまで多くないため、運転そのものを楽しむにはぴったりのコースです。車窓に広がる冬の海はどこか静かで、夏とはまた違った風情があります。時間に追われることなく、ただエブリイを走らせながら過ごす休日の午後。こういう時間が、いちばん贅沢なのかもしれません。
途中で立ち寄ったのは、知多半島の先端にある「師崎(もろざき)」の羽豆岬。ここはかつて何度か訪れたことがあり、懐かしい気持ちでクルマを停めました——が、様子が以前とはずいぶん変わっていて驚きました。
かつての面影を残していた師崎港観光センターは、防音シートのような仮囲いにすっかり覆われており、工事中の雰囲気が色濃く漂っていました。さらにその前に広がっていた平面駐車場も同様に囲われており、どこか無機質な印象に。以前のような観光地らしい賑わいはなく、少し寂しさを感じずにはいられませんでした。
そして、観光センターに向かって右手に並んでいた数軒の小さなお店たち——イカ焼きやイカ徳利など、昔ながらの名物を売っていた店が、跡形もなく姿を消していたのには驚きました。昭和の香りが残る、どこか懐かしい雰囲気を感じさせる通りだっただけに、まるで時間の一部が切り取られてしまったような、少し切ない気持ちになりました。
その奥にある比較的新しい立体駐車場は健在で、かろうじて利用可能のようでした。とはいえ、私が訪れた時間帯にはすでにほぼ満車状態。駐車場の整備員さんに話を伺ったところ、「今日は朝からずっと混んでいる」とのこと。やはり三連休の中日だけあって、ドライブや観光に訪れる人は多いようです。
帰宅後、気になって調べてみたところ、現在の観光センターは老朽化に伴い建て替え工事中であるとのこと。確かに、以前の建物はどこか懐かしい、昭和の香りを感じさせるものでしたが、時代の流れとともに、新しい形へと生まれ変わろうとしているようです。令和の時代にふさわしい、スタイリッシュで快適な観光施設へと再構築されているとのことで、新しい観光センターは2026年1月の運用開始を予定しているそうです。
懐かしさと新しさのはざまで揺れる羽豆岬。次に訪れるときには、きっとまったく違った景色が広がっていることでしょう。そのとき、どんな風に感じるのか——今から少しだけ楽しみでもあります。
今回は、どうしてもクルマを汚したくなかったので、雪道や凍結の心配がある山間部は避けることにしました。ということで、比較的温暖で天候も安定している知多半島方面を目指すことに決定。産業道路は混雑することが多いので避け、今回はのんびりと国道247号線(途中、一部は国道155号)を使って、知多半島をぐるりと一周するルートを選びました。
このルートは海沿いの景色が美しく、交通量もそこまで多くないため、運転そのものを楽しむにはぴったりのコースです。車窓に広がる冬の海はどこか静かで、夏とはまた違った風情があります。時間に追われることなく、ただエブリイを走らせながら過ごす休日の午後。こういう時間が、いちばん贅沢なのかもしれません。
途中で立ち寄ったのは、知多半島の先端にある「師崎(もろざき)」の羽豆岬。ここはかつて何度か訪れたことがあり、懐かしい気持ちでクルマを停めました——が、様子が以前とはずいぶん変わっていて驚きました。
かつての面影を残していた師崎港観光センターは、防音シートのような仮囲いにすっかり覆われており、工事中の雰囲気が色濃く漂っていました。さらにその前に広がっていた平面駐車場も同様に囲われており、どこか無機質な印象に。以前のような観光地らしい賑わいはなく、少し寂しさを感じずにはいられませんでした。
そして、観光センターに向かって右手に並んでいた数軒の小さなお店たち——イカ焼きやイカ徳利など、昔ながらの名物を売っていた店が、跡形もなく姿を消していたのには驚きました。昭和の香りが残る、どこか懐かしい雰囲気を感じさせる通りだっただけに、まるで時間の一部が切り取られてしまったような、少し切ない気持ちになりました。
その奥にある比較的新しい立体駐車場は健在で、かろうじて利用可能のようでした。とはいえ、私が訪れた時間帯にはすでにほぼ満車状態。駐車場の整備員さんに話を伺ったところ、「今日は朝からずっと混んでいる」とのこと。やはり三連休の中日だけあって、ドライブや観光に訪れる人は多いようです。
帰宅後、気になって調べてみたところ、現在の観光センターは老朽化に伴い建て替え工事中であるとのこと。確かに、以前の建物はどこか懐かしい、昭和の香りを感じさせるものでしたが、時代の流れとともに、新しい形へと生まれ変わろうとしているようです。令和の時代にふさわしい、スタイリッシュで快適な観光施設へと再構築されているとのことで、新しい観光センターは2026年1月の運用開始を予定しているそうです。
懐かしさと新しさのはざまで揺れる羽豆岬。次に訪れるときには、きっとまったく違った景色が広がっていることでしょう。そのとき、どんな風に感じるのか——今から少しだけ楽しみでもあります。
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