
次男から「駅から大学まで使っている自転車の調子が悪いんだけど…」と相談がありました。通学に使っている自転車が不調とのこと。現地の自転車店に持ち込んだそうですが、「うちはスポーツバイク専門店なので、一般車の修理はやっていないんです」と、あっさり断られてしまったそうです。
他にも何軒か自転車店を調べてみたものの、営業時間と大学の授業スケジュールが合わず、なかなか修理に出せない様子。というのも、次男は現在、名古屋から滋賀県の彦根まで通学しており、大学に通うのも週に2回ほど。その限られた日程の中で、駅と大学の行き来を支えてくれているのがこの自転車なので、修理できないままではかなり不便です。
そんなわけで、「ドライブがてら、修理しに来てくれないかな」と頼まれました。もちろん、親としては断る理由もなく、即OK。せっかくだから妻も誘って、ちょっとした小旅行気分で出かけることにしました。
次男の話によると、自転車の問題は「チェーンが伸びてきてるんじゃないか」とのこと。ただ、実際に見てみないことには他に不具合がある可能性も否定できません。そこで、日頃使っている自転車用工具一式をすべて車(エブリイ)に積み込み、いざ出発。今日は、いなべ市から鞍掛峠を越えて滋賀県へ抜ける国道306号線を選びました。適度なカーブと山の景色が美しく、ドライブコースとしてもお気に入りの道です。
思い返せば、以前に名古屋から彦根まで自転車を運んだ際は、彦根ICを降りたところでひどい渋滞に巻き込まれ、駐車場にたどり着くまでずいぶん時間がかかったものでした。今回はそういったこともなく、スムーズに駅横の駐輪場まで到着。土曜日だったこともあって、あたりは比較的落ち着いていて、作業にはちょうど良い雰囲気でした。
早速、工具を取り出し修理に取り掛かります。まずはチェーンのたるみを調整し、チェーン全体と可動部にしっかり注油。そして前後タイヤの空気も入れ直しました。次男の話通り、主な原因はやはりチェーンの伸びと注油不足だったようで、幸い大きなトラブルは見つからず、40分ほどで作業は無事完了しました。
往復でおよそ160kmのドライブにはなりましたが、こうした頼まれごとをきっかけに出かけるのも悪くないものです。久しぶりに夫婦で遠出し、ちょっとした作業をこなして、何より次男の役にも立てたという充実感。ドライブ好きの私にとっては、良い気分転換にもなった一日でした。
2 件のコメント:
大きくなった息子から
頼りにされるのは嬉しいですね♪
ranranさん、コメントありがとうございます。
クルマに乗りたくなかったら絶対に行きませんけどね。
今回は妻を誘ったら行くと言うのでビックリしましたよ。
チェーンは想像以上にタランタランでした。それがチェーンカバーに接触していました。
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