
5度目となるビワイチ(琵琶湖・北湖一周)を走ってきました。
今回の最大の特徴は、なんといっても「初めてのソロ」。
いつもは仲間と一緒に走ることが多かったのですが、今回は完全にひとり旅。少し不安もありましたが、そのぶん、自分のペースで気ままに走れる自由さも味わえました。
驚いたのは、自転車にちゃんと乗るのは実に1年ぶり――しかもその1年前も、実は前回のビワイチだったという事実。
「1年間まともに走ってないのに、よく150kmも走れたな」と、自分でも感心しました。
やはり、地道に続けていた“ゆるゆる30分ローラー台”が効いていたのでしょう。強度は低くても、継続は力なり。体は正直です。
これまでのビワイチを振り返ってみると、初回が2013年5月、2回目が2015年4月、3回目は2018年11月、そして4回目が2023年6月。
そして今回、5回目が2024年6月14日――。
毎回感じるのが、「どんどん自転車が走りやすくなっているなあ」ということ。
今回もあちこちで工事が行われており、おそらくは自転車レーンの整備や、道幅の拡張、安全対策などのための工事でしょう。
地元や行政の方々の取り組みに感謝しながら走りました。
とはいえ、今回は本当に「暑さ」にやられたビワイチでした。
朝食はコンビニおにぎり1個。最初はそれでもなんとかなっていたのですが、昼前になると気温はぐんぐん上昇。30度を優に超えていたのではないでしょうか。
身体が次第に固形物を受けつけなくなり、持って行ったゼリー飲料3個と大量の水分でなんとかしのぎました。
特にきつかったのは80kmを過ぎたあたりから。吐き気のような不快感に襲われ、走っては日陰を見つけて休憩、を繰り返す状態に。
脚よりも内臓のほうが先に悲鳴を上げている感覚でした。
後半の走行スピードが落ちているのは、自分のログデータを見ても明らか。見事にガクッとペースダウンしています(笑)。
2013年や2015年当時、つまり自分が50歳前後だったころの走りと、今――もうすぐ60歳になる身体とを比べると、やはり衰えを感じます。
パワーの持続力も、回復の速さも、暑さへの耐性も、すべてが少しずつ下がっている。
でも、走りきれたという事実は、まだ自分の中に「走る力」が残っているという証でもあります。
身体は確かに年齢なりに変わっていきますが、それでも続けていけること、挑戦できることがあるというのは、ちょっとした誇りでもあります。
また1年後、6度目のビワイチに挑む自分は、どんな風に感じるのでしょうか。
それを楽しみに、これからも“ゆるゆるローラー”を続けていきたいと思います。










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