
リアウィンドウに目隠しパネルを自作して取り付けてみました。
完全な仕上がりを目指したというよりは、あくまで下地としての設置で、今後この上から有孔ボードを取り付ける予定です。ですので、実のところ型取りもわりと適当。きっちり採寸してぴったりはめるというよりは、「だいたいこのくらいでいいだろう」というノリで作業を進めました。
また、見た目も最終形ではないので、木目調のシートも本来は不要だったのですが…そこはやはり気分の問題というか、ちょっとした見栄ですね。「まあ、貼っとくか」という軽い気持ちで、余っていたシートを貼り付けてみました。結果的に少しだけ内装っぽさが出て、自己満足レベルではありますが、悪くない雰囲気になりました。
取り付け方法については、試行錯誤の末、現段階では強力磁石で固定することにしました。画像をご覧いただければ分かる通り、手軽さとスマートさを優先した構造です。ただし、そこにはやはり落とし穴がありました。
実際に走行テストをしてみたところ、なんと磁石の固定が甘く、走行中の振動でパネルが外れてしまうという残念な結果に…。どうやら強力と謳われていても、クルマのリアウィンドウのような微細な振動と曲面の組み合わせにはあまり向いていなかったようです。
とはいえ、ここで諦めるのはまだ早い。現在、一つ有力な対応策があるので、次の作業で試してみようと思っています。具体的には、パネル側に100円ショップで手に入れたリメイクシートを貼り付けており、それを活かした新しい固定方法を考え中です。詳細はまだ試行段階ですが、できれば工具を使わずに、スマートかつ確実に固定できるような方法を模索しています。
DIYの道は、うまくいかないことの連続です。でも、こうして失敗と改善を繰り返しながら、自分だけの空間が少しずつ形になっていくのが楽しくて仕方ありません。完成まで、もうひと工夫。楽しみながら、ゆっくり進めていこうと思います。

→2023.12.26追記
プラダンはポンチで半分穴を開けて磁石を入れていますが、その残った(1/3ほど)プラダンが磁力を半減しているようです。なのでプラダンの上からそれぞれの磁石に上からもう一個磁石をくっ付けました。車体とは直に追加した磁石がくっ付くことになりがっちりと固定されました。
クルマ好きにとって、ステッカーというのはある種の“主張”だったと思います。
今では見かけることも少なくなりましたが、昔はクルマの性能や個性を示すステッカーが誇らしげに貼られていました。たとえば、マニュアル5速がまだ珍しかった時代には、「5Speed」というステッカーが誇らしげに貼られているのをよく見かけました。四輪駆動車には「4WD」の文字が必須のように貼られ、エンジンに関しても「TWIN CAM 16VALVE」といったスペックを示すステッカーが堂々と主張していました。
しかし、最近の車はというと、そんな“性能アピール”的なステッカーはほとんど見かけません。むしろ、“何もない”がトレンドなのかもしれませんが、どこか物足りなさを感じてしまうのは、昭和〜平成初期のクルマ文化を知る世代だからでしょうか。
そんなわけで、私も自分の車にちょっとしたアクセントを加えたくなり、「ステッカー、貼ってみるか」という衝動に駆られました。最初はせっかくなら完全自作に挑戦しようと、カッティングシートや転写フィルムなどをいろいろ買い集めてチャレンジ。けれどもこれがなかなかうまくいかず、文字がズレたり、貼る途中でシワが寄ったりと、理想の仕上がりには程遠い結果に…。
そこで方向転換。ヤフオクを探していたところ、まさに求めていたようなデザインのステッカーを発見。クオリティも高く、文字のバランスやフォントも良い感じだったので、即決で購入しました。そして届いたその日に、待ちきれずに作業開始。
が、ここでまたやらかしました…。
思い立ったが吉日というのはいいのですが、その日は真冬の寒い夜。しかも外はすでに真っ暗。にもかかわらず、ライト片手に屋外で作業を始めてしまうという暴挙に出たのです。 結果、「5速マニュアル」のステッカーが、ほんの少しズレてしまいました。貼り直すこともできず、貼り終えたあとにじわじわと後悔が押し寄せてきました。「せめて明るくて暖かい日中にやればよかった…」と。
とはいえ、遠目に見ればそれほど気にならず、なにより自己満足度は高めです。
最近のクルマが物静かな分、自分でちょっとした「主張」を加えるのも楽しいものですね。今ではそのズレすらも、ちょっとした“味”だと思えるようになってきました。やっぱり、クルマいじりはこういう細かいところも含めて面白いんですよね。

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