
スロコン(PIVOT 3-drive・EVO)を取り付けたので、さっそくテストを兼ねてエブリイでドライブに出かけてきました。
取り付け自体は比較的スムーズに進み、コントローラー本体の設置位置も運転中に視認・操作しやすい場所に固定。取り回しの配線やアース取りなども含めて、1時間ほどで作業完了しました。
そもそも「スロコン」とは「スロットルコントローラー」の略称で、電子制御スロットルの応答性を自在に調整できる後付け装置です。最近の車はアクセルペダルとスロットルバルブがワイヤーではなく電気信号で繋がっている「電子スロットル」になっており、その制御信号をこのスロコンが一時的に“改変”することで、実際のアクセル開度とエンジンの反応との関係を調整できるのです。
簡単に言えば、アクセルを踏んだときの「反応の速さ」や「力強さ」を、自分好みにカスタマイズできるというわけです。
このPIVOT製3-drive・EVOは、ノーマルモード・レスポンスモード・エコモードと3つの走行モードを備えており、さらにそれぞれのモード内で細かな段階調整ができるのが特徴。今回はその中の「レスポンスモード3(中間)」を試してみました。
このモードでの走行は、想像以上に快適でした。
もともとエブリイは商用車ベースということもあって、発進時や加速時に“もっさり”とした反応があるのが玉にキズだったのですが、このスロコンを介すことでそのダルさが一気に解消。特に、交差点からの発進や坂道の加速などで「おっ」と思うようなスムーズな加速感が味わえます。エンジン出力そのものが上がったわけではありませんが、体感的には排気量を一回り大きくしたような力強さを感じました。
アクセルペダルをいつもの感覚で踏んでも、グッと前に出る感じがあり、車体が軽くなったかのような錯覚すら覚えます。これだけでも運転が一段と楽しくなりますし、街乗りでのストレスがかなり軽減されるのは間違いありません。
ちなみに、レスポンスを強くしすぎると逆に“ギクシャク”してしまう車種もあるようですが、エブリイではモード3がちょうどよく、過敏すぎず、自然な範囲で「ちょっとキビキビしてる」程度に収まりました。
これはなかなか良い買い物でした。
スロコンというと一部では「意味ない」とか「気休め」と言われることもありますが、ことエブリイに関しては非常に効果的なアイテムだと感じます。もっと早く付けておけばよかったかも…。今後はエコモードの使い勝手も試してみたいと思っています。燃費への影響など、長期的なレビューも続けていく予定です。
レスポンスモードの3(中間)で走りましたが、エブリイのモッサリ感がなくなりシャープな加速となりました。
これはなかなか良いです。

平湯温泉郷から安房峠、野麦峠、鈴蘭峠を走行しての450Kmでした。
先日のエンジン熱対策も良かったようで、かなりエンジンからの熱が抑えられていました。


2018年6月の安房峠。この時は雲もなく山々がキレイに見えました。
2 件のコメント:
匪石です。
450km!
快調過ぎる御様子w
平湯に行かれたなら 板蔵らーめん 食べてきて欲しかった~
匪石さん
コメントありがとうございます。
ステアリングを替えたことによる不具合が発生してますが
それを除けば快調です。
軽バンですが、(それなりに)楽しく運転できますよ。
妻のLINE見たのが温泉後の昼食時でした。
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