私的評価
WOWOWの連続ドラマ『頭取 野崎修平』を観ました。全5話、レンタルDVDでの鑑賞です。
Amazonプライムで『監査役 野崎修平』を観た時は、確かにこの『頭取 野崎修平』もAmazonプライムで観れたはずでした。しかし、いざこのドラマを観ようとしたらAmazonプライムの番組から外れているではありませんか。泣く泣くレンタル屋で借りて観ることになりました。
前作の8話から5話となった今作でしたが、内容的には前作以上に面白かったように感じました。このくらいのボリュームの方が、内容がスッキリしていてより面白く観られるのではないでしょうか。
★★★★☆
作品概要
原作は周良貨・能田茂の『頭取 野崎修平』。監督は権野元。
脚本は前川洋一。
主演は織田裕二、その他出演者には岸谷五朗、古谷一行、松嶋菜々子、風間俊介、光石研、駿河太郎、小澤征悦ほか。
2020年1月19日から2月16日まで、WOWOWの連続ドラマW枠にて放送されました。全5話。織田裕二演じる主人公が、再建請負人としてかつて監査役として勤務した銀行を、頭取として再建に尽力する姿を描きます。
作品の紹介・あらすじ
解説
主演・織田裕二が銀行頭取役で帰還!野崎修平が自らの信念を貫き、銀行再建に挑む。常務役の松嶋菜々子をはじめ、小澤征悦、風間俊介ら豪華キャストが集結した痛快作。
原作・周良貨、漫画・能田茂による同名経済漫画をドラマ化し、織田裕二が強い正義感と厚い人情で銀行の不正と戦う銀行員・野崎修平を演じた「連続ドラマW 監査役 野崎修平」の続編がスタートする。織田が演じる野崎修平は、前作ラストで頭取を辞任した後、産業再生機構に勤め多くの企業再建に従事。そして今作で再び頭取に就任し経営悪化した銀行を再生させようと奮闘する。
共演は、前作に引き続き、野崎が去った後のおおぞら銀行を常務として支えていた立川祥子役を松嶋菜々子が熱演。銀行再建の過程で野崎と互いの“正義”をぶつけ合うことに……!新キャストとして、京極元頭取の息子で、野崎から頭取の座を奪おうとする取締役・京極春樹役に小澤征悦、野崎の指名により銀行再建の一翼を担うことになった融資部員・石原俊之役に風間俊介が登場!ほか、泉里香、渡辺翔太(Snow Man/ジャニーズJr.)、野間口徹、相島一之、宮川一朗太らも加わり物語に新たな風を吹き込む。また、前作からの続投で岸谷五朗、古谷一行、宇梶剛士、瀧本美織、駿河太郎、三浦誠己、小林且弥、小市慢太郎、西田尚美らも集結!新たに起きる銀行内外の熾烈な戦いを描き出す。
あらすじ
国有化から3年が経過し、いまだ再生の兆しが見えないおおぞら銀行。そんな中、かつて監査役として厳正な態度で銀行の闇をさらした野崎修平(織田裕二)が、同行の頭取に就任する。野崎はこの間、産業再生機構で多くの企業再生に携わってきており、その才覚を買われての異例の抜擢だった。成果主義やリストラで士気を失った行員たちの自信と誇りを取り戻し、社会に貢献できる理想的な銀行づくりを目指して融資部の石原俊之(風間俊介)らとともに改革へと乗り出す。
そんな矢先、京極元頭取(古谷一行)の息子で元エリート官僚の京極春樹(小澤征悦)が取締役として就任。春樹は父親が築き上げた頭取の座を奪い返そうと、常務の立川祥子(松嶋菜々子)とともに野崎を失脚させるためさまざまな策略を企てる。野崎は己の正義を貫き、おおぞら銀行を再生させることができるのか?!野崎の戦いが、再び始まる――!
連続ドラマW
感想・その他
『監査役 野崎修平』では、ふっくらとした姿の織田裕二さんに正直ちょっと違和感を覚えました。あのキリッとした印象が強いだけに、「あれ? ちょっと別人みたいだな」と戸惑った記憶があります。でも、それから2年後の今作では、かつてのスッキリとした体型に戻った織田さんが登場して、思わずホッと胸をなで下ろしました。やっぱり私の中で、織田裕二さんといえば『踊る大捜査線』の青島刑事のイメージが根強く残っているんです。走っても走ってもブレないあの颯爽とした姿、正義感にあふれながらもどこか人間臭いキャラクター。あの頃の織田さんの印象が強すぎて、ぽっちゃり体型の織田さんにはどうしても馴染めなかったというのが本音です。
そんな織田さんも1967年生まれで、2023年2月時点では55歳。ちなみに、私の妹とまったく同い年。そう思うと、なおさら親近感がわいてしまいます。最近ではあまりテレビドラマへの出演も少なくなっていた印象でしたが、久しぶりにテレビ朝日系の“7月ドラマ”に主演で登場されるとのことで、どんな役柄で、どんな表情を見せてくれるのか楽しみにしています。とは言え、特別ファンというわけではないんです。ただ、「気になる俳優さん」という距離感がちょうどよい感じです。
ちなみに、織田さんと同じ1967年生まれの芸能人を調べてみると、これがまた錚々たる顔ぶれ。天海祐希さん、原田知世さん、沢村一樹さん、江口洋介さんなど、今なお第一線で活躍されている方ばかり。どの方も年齢を感じさせない若々しさと存在感があり、同年代として本当に励まされます。
そしてその中で、私が思わず「えっ、同い年!?」と驚いたのがダンディ坂野さん。「ゲッツ!」で一世を風靡した芸人さんですが、てっきりもっと若い方かと思っていました。あの金色のジャケット姿とテンション高めの芸風から、年齢不詳な印象を持っていたのかもしれません。
実は、私はダンディさんのことを昔から密かに応援してきました。ブレイクした当時はテレビでもよく見かけましたが、最近はあまり地上波でお見かけしないので、少し心配していたんです。「もしかして芸人として厳しい時期なのかな」なんて思っていたのですが、調べてみたところ、まったくの杞憂でした。
テレビの露出は控えめでも、企業イベントや営業などの仕事がひっきりなしにあるようで、芸人としてのキャリアはむしろ安定そのもの。地道ながらも堅実に稼いでいる“勝ち組芸人”とのことで、さすがです。あの一発ギャグ「ゲッツ!」ひとつで、ここまで長く生き残るのは並大抵のことではありません。
そう考えると、織田さんもダンディさんも、表舞台ではそれぞれ違うジャンルで活躍していますが、どちらも自分の“持ち味”を武器に、地に足のついた仕事を積み重ねているんですよね。同い年世代がまだまだ頑張っている姿を見ると、自分ももっと前向きにやらねば…と、ちょっと背中を押された気がします。
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