デンゼル・ワシントン主演、映画『サブウェイ123 激突』のあらすじ・感想など

私的評価

映画『サブウェイ123 激突』を観ました。
Amazonプライムビデオでの鑑賞です。

私はデンゼル・ワシントン主演の映画であれば、ジャンルを問わず必ず観るようにしています。それはもう、作品の内容以前に「デンゼルが出ている」というだけで観る価値があると感じているからです。彼の持つ確かな演技力と存在感は、たとえ平凡な脚本でも一定以上の見応えを保証してくれるような安心感があります。

同じように、ついつい観てしまう俳優にニコラス・ケイジもいます。正直なところ、彼の出演作には「ハズレ」が少なくないのですが、それでも観てしまう不思議な魅力があります。突飛な演技や独特の世界観を持つ彼の作品は、どこかクセになっているのかもしれません。

さて、本作『サブウェイ123 激突』ですが、率直に言うと、可もなく不可もなく…といった印象の作品でした。題材としては、地下鉄ジャックという緊張感のあるシチュエーションを描いており、そこにデンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタという実力派俳優を配するという豪華な顔ぶれ。設定やキャストの時点ではかなり期待が持てました。

しかしながら、ストーリー展開はやや単調で、どこか既視感のある流れに終始します。観ていて退屈というわけではないのですが、特に目を見張るような展開や、記憶に残るシーンがあるわけでもなく、「普通に終わってしまった」という感覚が残りました。

もっと脚本に意外性やひねりが加わっていれば、緊張感のある題材をより生かせたのではないかと感じます。登場人物の背景や動機にも深掘りが足りず、観客としては登場人物たちに強く感情移入するまでには至りませんでした。

とはいえ、デンゼル・ワシントンの安定感ある演技はさすがで、彼の演じる主人公の誠実さや葛藤はしっかりと伝わってきました。そこに救いがあるからこそ、最後まで観続けることができたのだと思います。

映画としての完成度は平均点ですが、俳優陣の力によって最低限のクオリティは保たれている――そんな作品だったように思います。

★★★☆☆

作品概要

監督はトニー・スコット。
原作はジョン・ゴディの『サブウェイ・パニック』。
脚本はトニー・スコット、ブライアン・ヘルゲランド。
製作はトッド・ブラック、トニー・スコット、ジェイソン・ブルメンタルほか。
主演はデンゼル・ワシントン、その他出演者にジョン・トラヴォルタ、ジョン・タトゥーロ、ルイス・ガスマンほか。

2009年に公開されたアメリカのアクション・サスペンス映画です。1974年にも『サブウェイ・パニック』として映画化されています。

作品の紹介・あらすじ

解説
1974年の『サブウェイ・パニック』を『デジャヴ』などのイギリスの名匠、トニー・スコット監督がリメイクしたサスペンス。突如何者かにハイジャックされたニューヨークの地下鉄を舞台に、犯人グループとの身代金交渉を臨場感たっぷりと見せる。頭の切れる武装グループのリーダーを演じるジョン・トラヴォルタと、彼との交渉役を務める地下鉄職員役のデンゼル・ワシントンの頭脳戦も必見! 逃げ場のない地下鉄内での先の読めない展開に目が離せない。

あらすじ
午後2時、ニューヨーク地下鉄運行指令室で働くガーバー(デンゼル・ワシントン)は、ペラム発1時23分の電車が緊急停止したことに気付く。しかも、その電車はなぜか1両だけほかの車両と切り離されて停止していた。胸騒ぎを覚えたガーバーが無線連絡すると、ライダー(ジョン・トラヴォルタ)と名乗る男が人質19名の命と引き換えに、残り59分で1,000万ドルを市長に用意させるよう要求してくる。

シネマトゥデイ

感想・その他

この映画にはジョン・タトゥーロという俳優さんが出演しています。何か見覚えのある俳優さんだなと思い、調べてみて納得しました。



彼の出演作を見て思い出しました。海外連続ドラマ『ナイト・オブ・キリング』の弁護士役で主演していました。このドラマは、薄暗く気分が滅入る内容でしたが、終わり方が素晴らしく、ミステリードラマであり法廷ドラマでもある、クオリティの高い極上のドラマでした。
犯人グループのリーダー役にはジョン・トラボルタ。最近ではオリビア・ニュートンジョンさんの逝去で、彼女と映画共演したことで、ニュースなどで名前をよく耳にしました。映画『グリース』の頃はリーゼントヘアーで颯爽と踊っていましたが、現在はこんな感じで、名前を知らされていなければ誰か分からなかったかもしれません。でも、渋くて格好良いです。



しかし、以前はこんな細川たかし調のヘアースタイルの時もありました。カツラとの噂も…。



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