私的評価
映画『キラー・ハント』を観ました。レンタルDVDでの鑑賞です。
「殺し屋が、殺し屋を、狩る。復讐の銃弾が乱れ飛ぶ超絶ハード・アクション!」
DVDケースの内容を見て『ジョン・ウィック』を想像して借りてしまいましたが、これがとてつもない大外れな作品でした。こんな映画をレンタルしてしまった自分が恥ずかしいくらいです。主人公ベックマンですが、本当に有名な殺し屋だったのかと思えるくらい弱くて、動きがとても緩慢です。元殺し屋になる前の、映画冒頭の殺し屋時代の時もそうなので、呆れてしまいます。
こんな映画、観るんじゃない!
★☆☆☆☆
作品概要
監督・脚本はガブリエル・サブロフ。製作はアンナ・ジーリンスキー。
主演はデヴィッド・A・R・ホワイト、その他出演者にウィリアム・ボールドウィン、ジェフ・フェイヒー、嶋本信明ほか。
2020年に公開されたアメリカのアクション映画です。原題は「Beckman」。
作品の紹介・あらすじ
解説
愛する者を奪われ、復讐の鬼と化した、凄腕の元殺し屋ベックマン 4人の悪党の、息の根を止めるため、地獄の底まで追いつめる 殺し屋vs殺し屋、プロvsプロ、壮絶なバトルが幕を開ける!! 復讐の銃弾が乱れ飛ぶ!!超絶ハード・アクション!!
あらすじ
ベックマンはプロの殺し屋。だが血塗られた裏社会に嫌気がさし、足を洗って教会で神に仕える身になっていた。ある時、カルト教団から逃げて来たタビサという少女を助けたベックマンは、彼女を養女として愛するようになる。だが、突然現れたカルト教団の教祖リースたち4人の殺し屋の手で、タビサは拉致され、殺されてしまう。怒りに燃えるベックマンは復讐を決意し、4人の殺し屋の行方を追う。リースはベックマンの首に懸賞金を賭け、彼を始末しようとするが……。
ビデックス
感想・その他
この映画には、ひときわ目を引くキャラクターが登場します。それが、謎のアジア人の殺し屋。セリフはほとんどなく、登場シーンも限られているにもかかわらず、その立ち居振る舞いや目線の鋭さ、無駄のない動作のひとつひとつが印象的で、まさに「静かなる存在感」といった佇まいでした。
「いったいこの俳優は誰なんだろう?」と気になって調べてみたところ、名前は嶋本信明さん。1972年12月生まれ、2022年6月時点で49歳の日本人俳優です。日本ではあまり名前を聞くことはありませんが、調べを進めるうちに、彼が主にアメリカを拠点に活動している俳優であることがわかりました。ハリウッドの作品にも多数出演しており、その多くがアクション系、あるいはミステリアスな役どころであることが特徴です。
現在、Amazonプライムビデオでは彼が主演を務めた『ドレスを着た悪魔(The Devil Wears Dress)』という作品が配信中(※有料レンタル)。こちらは未見ですが、タイトルからしてかなりインパクトがあり、嶋本さんの“ただならぬ空気感”が堪能できる作品なのではと期待が高まります。
メジャー作品では、メル・ギブソン監督の戦争映画『ハクソー・リッジ』にも出演しており、着実にキャリアを積んでいることが伺えます。さらに、2022年夏に公開予定(※当時未公開)だったブラッド・ピット主演の話題作『ブレット・トレイン』にも、嶋本さんがキャスティングされているとのこと。この映画は日本の新幹線を舞台に、複数の殺し屋たちが入り乱れるノンストップ・アクション。真田広之さんも出演しており、日本人俳優がハリウッドでどんな存在感を示すのか、非常に楽しみな一本です。
そして何より驚かされるのは、嶋本信明さんの経歴のユニークさ。もともと映画界の出身ではなく、幼少期を大阪で過ごしたあと渡米。スタントマンや武術指導など、裏方的な仕事からキャリアをスタートさせたとのこと。やがてその身体能力とクールな表情を武器に、アクション俳優として頭角を現していきます。特にハリウッドでは、アジア人俳優としてステレオタイプに縛られず、独自の存在感を確立しつつある貴重な存在といえるでしょう。
これからも、静かながら確かな実力を持つ俳優・嶋本信明さんの出演作には注目していきたいと思います。次はどんな役で、どんな“異彩”を放ってくれるのか――ますます楽しみです。
15歳の時に自分の力で生きて行くと決心して家を飛び出しまして、予め見つけておいた廃屋に数カ月間住み着き、自動販売機の下からコインを集めながら生活。
友人の家族が経営していた中華料理屋さんに拾っていただき、住み込みで働き始めました。3年間の修業の後、総合解体業の会社で働き始めました。
解体屋さんで働くようになって10年が経った頃、私の事をとても可愛がってくれていた社長が、交通事故で他界してしまい、その会社は閉業することになってしまいました。
そして、その当時から一番お世話になっていた職長さんと二人で総合解体業の会社を興しました。会社も順調に業績を伸ばしていきました。
そして会社設立当初から決めていた、3年で会社が軌道に乗ったら、全く新しいことに挑戦するという事を決行することにしました。
どういった挑戦にするかと悩んでいた所、当時仲の良かったオーストラリア人の友人たちに、お前みたいな大酒飲みはオーストラリアが合ってるから、オーストラリアへ移住すればいいというアイデアを頂きまして、30歳の時にいわゆるギリホリで渡豪しました。
そして、シドニーで出会った映画俳優への道…。
嶋本信明オフィシャルブログ「人生いろいろ」
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