2022年2月26日(土)、名古屋の最高気温は13℃。風もほとんどなく、太陽の光がじんわりと肌を温めてくれるような、まさに春の訪れを感じさせるポカポカ陽気でした。こんな日は、当然のように「自転車日和だな」と思うのですが……。
残念ながら、今の私には「じゃあ走りに行こう!」という即行動の元気は少し足りていません。気持ちが乗らないというわけではなく、なんとなく身体と心にエンジンがかかっていないような状態。寒さが続いたせいか、冬の間にすっかり“冬眠モード”が染みついてしまったようです。
とはいえ、このまま春を逃すわけにはいきません。4月になれば、また積極的に外に出て、しっかり走りたいという気持ちはあります。そのためには、今のうちに準備を整えておくことが大切。というわけで、少しずつではありますが、ロードバイクのメンテナンスを再開しています。
本日行ったのは、ホイール周りの整備の中でも要所となるリアハブのグリスアップ作業です。最近、回転に微妙なゴリ感を感じていたこともあり、思い切って分解してみることにしました。
ハブを慎重に分解し、内部の古いグリスや汚れをしっかりと拭き取り、ベアリングの玉受け部分――いわゆる玉押しには、たっぷりと新しいグリスを塗布。指先でなじませながら、「ああ、この感触、久しぶりだな」と、ちょっと懐かしいような気分にもなりました。
その後、丁寧に組み上げて回転チェック。滑らかな回転が戻ってきて、ひとまずホッとひと安心です。こうして地道にメンテナンスをしていると、不思議と少しずつですが「また走りたいな」という気持ちも蘇ってきます。
気候も整い、自転車も整い、あとは自分の気持ちと身体を整えるだけ。そんなことを思いながら、春に向けて少しずつペースを取り戻していこうと思っています。
できれば次は、クランク辺りも弄りたいと考えています。
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