橋爪功主演、映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』のあらすじ・感想な ど

私的評価

映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』を観ました。
レンタルDVDでの鑑賞です。

安定の山田洋次作品であることは間違いありません。家族の日常や喜怒哀楽を丁寧に描き、温かさやユーモアを感じられる点はさすがです。しかし、このシリーズに関しては、『東京家族』も含め、徐々に面白さや新鮮さが薄れてきているように思います。登場人物たちのやり取りや定番のドタバタは安心感がありますが、逆に驚きや笑いのインパクトが少なくなってしまっている印象です。

もちろん、家族の絆や人間関係の描写は健在で、細かい演技や生活感のあるシーンには心が温まります。ただ、シリーズを重ねるごとに「また同じようなパターンか」と感じてしまう瞬間もあり、過去作の新鮮さや斬新な笑いを期待して観ると、少し物足りなさを覚えるかもしれません。

それでも、山田洋次監督らしい丁寧な人物描写と穏やかなユーモアは健在で、家族映画として安心して楽しめる作品ではあります。シリーズを通しての流れや登場人物の成長を感じながら観ると、懐かしさと安心感に包まれる、そんな映画でした。

★★★☆☆

作品概要

監督は山田洋次。
脚本は山田洋次、平松恵美子。
製作は深澤宏。
音楽は久石譲。
出演は橋爪功、吉行和子です。

2018年公開の日本映画です。平田家の面々を演じるのは橋爪功、吉行和子らの俳優陣。家族が直面する騒動を、ユーモアにたっぷりに描いた山田洋次監督による喜劇映画シリーズの第3弾。その他には村まさ彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優らが出演しています。

作品の紹介・あらすじ

解説
『男はつらいよ』シリーズや『たそがれ清兵衛』などで知られる山田洋次によるコメディードラマのシリーズ第3弾。両親と同居する長男の嫁が家出したことから、平田一家に思わぬ騒動が起こる。橋爪功、吉行和子、西村まさ彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優といった前2作のキャストに新たに落語家の立川志らくが加わり、丁々発止の掛け合いを見せる。

あらすじ
平田家に泥棒が入り、長男・幸之助(西村まさ彦)の嫁・史枝(夏川結衣)がひそかに貯めていたへそくりが盗まれる。自分の身を心配せずにへそくりをしていたことに怒る幸之助に対し、史枝は不満を爆発させ家を出ていってしまう。家事を担当していた彼女がいなくなり、母親の富子(吉行和子)も体の具合が良くないことから、父親の周造(橋爪功)が掃除、洗濯、炊事をやることになる。しかし、慣れない家事に四苦八苦するばかりで……。

シネマトゥデイ

感想・その他

(題名からも分かるように)成瀬巳喜男監督の昭和10年制作の映画『妻よ薔薇のやうに』へのオマージュ作品だそうです。世の旦那さん方、「妻への感謝を忘れるな」というメッセージが込められているのかもしれません。

ちょっとふっくらした印象の夏川結衣さん、最近結婚した蒼井優さん。そんなお二人も素敵ですが、何と言っても印象的だったのは吉行和子さんです。彼女は私の母より3つ年上の昭和10年生まれ。もちろん、女優ではない私の母と比べるのは失礼ですが、それにしてもお美しい。さすがに体の動きには少し頼りなさを感じるものの、話し方にはいまだに現役の風格があります。私は吉行さんにどこかエロチックな印象を持っているのですが、映画『愛の亡霊』の影響でしょうか。ただ、この作品は観た記憶がないので、もしかすると昔の昼メロ(昼ドラ)などの印象が残っているのかもしれません。

夏川結衣さんは好きな顔立ちなんですよ。色気もあって素敵です。でもちょっとおばさん体系かな、なんて思って観てましたが、彼女も昭和43年生まれ。もう、れっきとしたおばさんでした。そりゃあもう、ぽっちゃりもしますよね。

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