リーアム・ニーソン出演、映画『ロスト・マネー 偽りの報酬』のあらすじ・感 想など

私的評価

映画『ロスト・マネー 偽りの報酬』を観ました。
レンタルDVDでの鑑賞です。

この映画は、評論家からは高く評価されているようです。「『ロスト・マネー 偽りの報酬』は娯楽映画でありながら、社会への強いメッセージ性を巧みに混ぜ合わせ、観る者に強烈なスリルを与える作品」といったレビューも見かけます。確かに理論上はそのような構成になっているのでしょう。しかし、私が実際に観た印象としては、その「強いメッセージ」はどうも伝わらず、また「強烈なスリル」も最後まで体感することはできませんでした。

ストーリーの展開や演出には一定の緊張感がありますが、どこか平坦で、映画全体としての迫力や心を揺さぶる力が欠けているように感じました。評論家の評価と自分の感覚のギャップに、少し戸惑いを覚えた作品です。

★★★☆☆

作品概要

監督はスティーヴ・マックイーン。
脚本はギリアン・フリン。
製作はイアン・カニングほか。
出演はヴィオラ・デイヴィス、リーアム・ニーソンです。

2018年制作、アメリカのスリラー映画です。犯罪者の夫を亡くした女性たちが、犯罪チームを結成し運命に立ち向かうクライムサスペンスです。スティーヴ・マックィーン監督が『ゴーン・ガール』などの原作者のギリアン・フリンと共に脚本を手掛け、イギリスで放送されたテレビシリーズを映画化しました。主演は『フェンス』などのヴィオラ・デイヴィス。さらにコリン・ファレルやリーアム・ニーソンらが脇を固めます。

作品の紹介・あらすじ

解説
犯罪者の夫を亡くした女性たちが、犯罪チームを結成し運命に立ち向かうクライムサスペンス。スティーヴ・マックィーン監督が『ゴーン・ガール』などの原作者のギリアン・フリンと共に脚本を手掛け、イギリスで放送されたテレビシリーズを映画化した。主演は『フェンス』などのヴィオラ・デイヴィス、チームのメンバー役にミシェル・ロドリゲス、エリザベス・デビッキ、シンシア・エリヴォが集結。さらにコリン・ファレル、リーアム・ニーソンらが脇を固める。

シネマトゥデイ

あらすじ
舞台は現代のシカゴ、4人の強盗犯が強盗の失敗により死亡する。彼らが盗み出した金が黒人議員ジャマール・マニングの選挙資金だったため、彼らの妻であるヴェロニカ、リンダ、アリスが落とし前をつけるように脅迫される。ジャマールの弟のジャテームによりヴェロニカ達の友人に次々と被害が及ぶ中、ヴェロニカは亡くなった夫の残したメッセージからある計画を立てる。それは、ジャマールのライバル議員のジャック・マリガンから金を強奪することだった。

Wikipedia(ロスト・マネー 偽りの報酬)

感想・その他

原作は「Widows」、「未亡人たち」という意味です。邦題の「ロスト・マネー 偽りの報酬」も分からなくはないですが、今一つの題名です。よほど『ウィロウズ』もしくは『未亡人たち』の方が良いと思うのですが、いかがなものでしょう。

さて、どうしてこの作品を借りたのか。それはリーアム・ニーソンが出ているからです。それも主役だと思って。リーアム・ニーソンの出演を今か今かと、待ちくたびれることに。結局、最初と最後にちょっとだけ。いやー、騙されました(笑)

タイトルもいかにもリーアム・ニーソン的ですもんね。

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