プルミーノ用TEKTROのロングアームキャリパーブレーキが届いた


TEKTRO LONG ARMS CALIPER BRAKE R559

最後の大物パーツとなるブレーキがようやく届きました。これで長らく構想を練ってきた愛車の組み上げも、いよいよ大詰めです。
今回のフレームは本来Vブレーキ仕様なのですが、どうしてもキャリパーブレーキを取り付けたかったため、少々無理を承知での改造に踏み切りました。その結果、通常よりもリーチの長いロングアームタイプのブレーキが必要となったのです。

シマノからもロングアームの製品は出ているのですが、リーチは最大で57mm止まり。残念ながら今回のフレームには届きません。あれこれ調べた結果、73mmまでリーチを確保できるテクトロ製「R559」というモデルに行き着きました。見た目もシンプルで剛性もありそうで、実際に手にしてみると「なるほど、これならいける」という安心感があります。



ただし問題は取り付け方法です。フレームに最初から空いている穴は、もともと泥除け用の6mm穴。キャリパーブレーキに使う沈頭ナット式では、表側が6mm、裏側に8mmの穴が必要になります。もちろん、そのままではナットが通るはずもありません。

そこで登場するのが、手持ちの工具たち。リーマーやドリルを総動員し、少しずつ慎重に穴を広げていきました。力を入れすぎればフレームを傷めてしまう恐れもあり、緊張感のある作業です。何度も位置を確認しながら調整を繰り返し、ついにナットがスッと収まった瞬間には、思わず「よし!」と声が出ました。

これでブレーキの取り付け準備は完了。長かった作業のひと山を越えた達成感があり、次の工程に進むのが楽しみで仕方ありません。







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