デンゼル・ワシントン主演、映画『イコライザー』のあらすじ・感想など

私的評価

映画『イコライザー』を観ました。
Amazonプライムビデオでの鑑賞です。

主演のデンゼル・ワシントンは1954年生まれで、1964年生まれの私よりちょうど10歳年上です。この映画が公開された頃の彼は、日本で言う還暦を迎える赤いちゃんちゃんこの年齢ですが、それを考えると非常に迫力あるアクションをこなしていることに驚かされます。

個人的には、その前作『ザ・ウォーカー』も大好きで、何度も繰り返し観ています。今回の『イコライザー』と比べても、デンゼル・ワシントンの体の動きやアクションのキレはまったく遜色なく、むしろ年齢を重ねた分、役柄に深みと貫禄が加わった印象です。アクション映画としても楽しめますが、彼の存在感や演技力が光る作品だと思いました。

★★★★☆

作品概要

監督はアントワーン・フークア。
脚本はリチャード・ウェンク。
製作はトッド・ブラックほか。
出演はデンゼル・ワシントン、マートン・ソーカス、クロエ・グレース・モレッツほか。

2014年制作のアメリカのアクション映画です。1984年から1989年にかけてアメリカ合衆国で放送されたテレビドラマ『ザ・シークレット・ハンター』の劇場版。デンゼル・ワシントンとアントワーン・フークアがタッグを組むのは『トレーニング・デイ』(2002年)以来です。

作品の紹介・あらすじ

解説
どんな裏仕事も19秒で完遂する元CIA工作員にデンゼル・ワシントン、娼婦(しょうふ)の少女にクロエ・グレース・モレッツがふんしたアクション。ホームセンターの従業員として働く元工作員が10代の娼婦(しょうふ)と出会ったことをきっかけに、警察が関われない不正を始末する仕事請負人となる姿を追う。監督は、『トレーニング デイ』、『エンド・オブ・ホワイトハウス』などのアントワーン・フークア。演技派デンゼルのクールなアクションと、クロエの娼婦(しょうふ)役への挑戦が見どころ。

あらすじ
ホームセンターに勤務するマッコール(デンゼル・ワシントン)は、かつてCIAで名をはせた工作員であったが引退し、ひっそりと生活していた。ある夜、少女の娼婦(しょうふ)、テリー(クロエ・グレース・モレッツ)がロシアンマフィアにひどい扱いを受けているのを知ったことから、マッコールは自分にしかできない仕事をすることを決意。それは、警察が手出しできない不正を瞬く間に解決へと導くことだった。

シネマトゥデイ

感想・その他

デンゼル・ワシントン演じるのが、元CIA工作員のロバート。これが滅茶苦茶強いんです。前半の見せ場である、売春組織をやっつけるシーン。5人ほどの悪党どもを、ほんの20秒で殺ってしまうんです。それはもう容赦なしの仕業。

でも、最初は穏便にお金で解決しようとはするんですよ。日本円にして100万円(9800ドル)くらいで。それを拒否したので、悪党どもは殺されてしまうんですね。その悪党どもの親玉(ロシアンマフィア)は、敵対組織の仕業と思い込み、親玉の右腕をアメリカに送り込みます。

その右腕がちょろちょろと動き回り、ロバートを突き止めます。働いている従業員を人質にとって待ち構える右腕たちを、バッタバッタと返り討ち。もうほとんど子供扱いで撃退してしまいます。もう、気持ちいいほどの圧倒的強さなんですよね。

そんなこんなを、働いているホームセンターの従業員に見られたロバートは…。姿を隠すどころか、まだ同じ町に住んでいるんです。多分、ホームセンターの警備担当主任になっているんじゃないですかね(笑)

ロバートという名前は、CIA工作員を辞した後に名乗った偽名というか新しい人生。本当の彼は、死んだことになっているとようです。その辺りの事情は、続編の『イコライザー2』で明らかになるでしょう。

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