私的評価
映画『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』を観ました。Amazonプライムビデオでの視聴です。
たまたまAmazonプライムで見つけたこの映画。主演がローワン・アトキンソンということで、迷わず観てみましたが、結果は大当たりでした。『Mr.ビーン』でおなじみの彼の独特のユーモアが存分に発揮され、冒頭からラストまで、約100分間、笑いが絶えません。しかも、ただのコメディではなく、スパイアクションムービーとしてのストーリーもしっかりしており、ローワン・アトキンソン以外のキャストは、至って真面目に演技しているところも面白さを引き立てています。
ユーモアとスパイアクションが絶妙に融合した、肩の力を抜いて楽しめる映画でした。
★★★★☆
作品概要
監督は、オリヴァー・パーカー。脚本は、ハーミッシュ・マッコール。
出演者はローワン・アトキンソン、ロザムンド・パイクほか。
2011年のイギリスのスパイコメディ映画で、『ジョニー・イングリッシュ』の続編です。本映画は、2003年公開された『ジョニー・イングリッシュ』の続編となります。007ボンドシリーズや前作を観ていませんが、まったく問題なくこの映画を楽しめました。第三弾『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲 』が2018年に公開されました。
作品の紹介・あらすじ
解説
『Mr.ビーン』シリーズでおなじみの人気コメディアン、ローワン・アトキンソンふんするドジなスパイの活躍を描く『ジョニー・イングリッシュ』シリーズ第2弾。監督は『理想の結婚』のオリヴァー・パーカー。共演には『X-ファイル』シリーズのジリアン・アンダーソン、『007/ダイ・アナザー・デイ』のロザムンド・パイクらがそろう。本家『007』シリーズを連想させるパロディーやアクション、ユニークな秘密兵器の数々など、前作よりもさらにスケールアップした笑いを楽しめる。
あらすじ
かつて祖国の危機を救い諜報(ちょうほう)機関MI:7のエースとなるも、ある任務で自信を失ったジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)はチベットの僧院に引きこもっていた。そんな折、英中首脳会談を控えた中国首相を暗殺する動きがあることから、彼に情報収集と暗殺阻止の命令が下る。イングリッシュは新たな任務に張り切るが、思いもよらぬ陰謀が待ち受けていた……。
シネマトゥデイ
感想・その他
どういう意味なのか、この映画ではイギリスの諜報機関「MI7」が、なんと日本企業の東芝の傘下にある設定になっています(笑)。これはおそらく、公共事業の民営化を皮肉った風刺なのでしょうか。今現在、日本でも水道法改正を巡って国会が賑わっていますが、海外ではすでに民営化が失敗に終わり、再び自治体や国家に管理が戻っている例があるそうです。主な原因としてよく挙げられるのは、品質の低下と料金の高騰。この映画の設定には、そうした現実の皮肉や社会風刺が込められているのかもしれません。それにしても、ロザムンド・パイクは本当に美しい女優さんです。顔立ちが整っていて、私の好みにドストライク。もし「好きな女優は誰?」と聞かれたら、外国人なら迷わず「ロザムンド・パイク」と答えられるよう、名前をしっかり覚えておこうと思います。ちなみに彼女は映画『ゴーン・ガール』で各賞を受賞しており、世界的に有名な女優でもあります。
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