ジェイソン・ステイサム主演、映画『SAFE/セイフ』のあらすじ・感想など

私的評価

映画『SAFE/セイフ』を観ました。
Amazonプライムビデオでの鑑賞です。

観終えた後の印象は、なんとなくストーリーが分かったようで、実は完全には理解できていない…そんな感覚の映画でした。物語の中心は、驚異的な記憶力を持つ中国人少女。彼女をめぐって、チャイナマフィアとロシアンマフィアが激しい抗争を繰り広げます。

一方で、その少女を助けるために主人公は再び立ち上がります。かつて生きる気力を失っていた彼が、天下無双のごとく大暴れするアクションシーンは圧巻。銃撃戦や格闘シーンの連続で、目が離せません。ストーリーの全容を完全に把握するよりも、迫力あるアクションと緊張感を楽しむ映画だと言えるでしょう。

★★★☆☆

作品概要

監督・脚本はボアズ・イェーキン。
製作はローレンス・ベンダー、デイナ・ブルネッティ。
製作総指揮はスチュアート・フォード、ブライアン・カバナー=ジョーンズ、ケビン・スペイシー、ディーパック・ナヤール。
主演はジェイソン・ステイサム、その他出演者にキャサリン・チェン、ジェームズ・ホンほか。

2011年制作のアメリカのアクション映画です。

作品の紹介・あらすじ

解説
『エクスペンダブルズ』シリーズなどの肉体派スター、ジェイソン・ステイサムが主演を務めるアクション・サスペンス。特殊な能力を持つ少女と出会った元警官の格闘家が、彼女を追うロシアン・マフィア、汚職警官グループ、チャイニーズ・マフィアを相手に壮絶な戦いを繰り広げていく。メガホンを取るのは、脚本家やプロデューサーとしても活躍している『タイタンズを忘れない』のボアズ・イェーキン。ジェイソンが屈強な肢体を躍動させる肉弾戦はもちろん、ニューヨークの市街地を猛スピードで激走するカーチェイスも見もの。

あらすじ
ある事件でニューヨーク市警の刑事を辞め、マイナーな総合格闘技のファイターとなったルーク(ジェイソン・ステイサム)。負けるように指示されていた八百長試合で勝利してしまった彼は、試合を牛耳るロシアン・マフィアに制裁として妻を殺されてしまう。生きる気力を失い、地下鉄で飛び込み自殺を図ろうとした彼は、妻の命を奪ったロシア人たちがアジア人少女を追いかけているのを目撃。少女を救い出して街に逃げ出すが、そんな二人を汚職警官の一団や中国系マフィアが襲い掛かる。激しい攻防と逃走を繰り広げながら、ルークは少女に隠された秘密を知る。

シネマトゥデイ

感想・その他

とにかくジェイソン・ステイサムのアクション映画は大好きです。Amazonプライムビデオで配信されているステイサム映画は、ほとんど観たのではないかと思います。彼の格闘シーンは、他のどの俳優よりも迫力があり、見応え抜群。映画のストーリーや設定は二の次で、とにかくステイサムの華麗な格闘戦にうっとりしてしまいます。拳や蹴りのタイミング、動きのキレの良さ、カメラワークとの相性、すべてが見事です。

ただ、この映画に出てくる中国人少女には正直、少しがっかりしました。こまっしゃくれていて、まったく可愛げがありません。ノンストップで繰り広げられるアクション映画の中に、一輪の可憐な花のような存在感のある少女がいれば、もっと物語に潤いが出たのではないかと思います。そんなことを考えながら観ていましたが、それでもステイサムのアクションだけで十分満足できる作品ではありました。

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