
昨日と同じように見えて、実はちょっと違う一日でした。
今日は新品チェーンの取り付け作業からスタート。新品チェーンには工場出荷時の防錆油がたっぷりと塗布されているため、まずはその除去作業から。灯油やディグリーザーで丁寧に洗浄し、しっかりと乾燥させてから、改めて潤滑油を塗布。チェーンは見た目も動きもスッキリと軽やかに。

今回は以前と同じコマ数で取り付けたのですが、クランクを回してみると、なんだかちょっと緩いような……。ぱっと見では問題なさそうですが、テンションのかかり具合を確認すると、やや長めかもしれません。
このあたりは、スプロケットの歯数やディレーラーハンガーの位置にも関係してくるので、後日もう少し詳しくチェーン長の再検討が必要かも。うーん、やっぱり一度しっかり調べたほうが良さそうです。
続いて、シフトとブレーキのケーブルを仮締めから本締めへ。
正直なところ、個人的にこの作業はあまり得意ではありません。ケーブルのテンション調整や固定位置の微調整など、地味なうえに神経を使う作業で、できれば誰かにやってほしいくらい(笑)。
それでも、自分のバイクですから、最後まで責任を持って仕上げます。慎重にボルトを締めながら、引きの重さやレバーの戻り具合を確認し、なんとか形にはなりました。

リアディレーラーの変速テストは問題なし。スムーズにギアが切り替わり、音鳴りもなく上々の仕上がりです。「よし、ここまでは順調」と思ったのも束の間――
続けてフロントディレーラーの変速テストに移ったところで、思わぬトラブルが発生。
アウターに上がらない。というか、途中でチェーンが引っかかって空回り…。何かがおかしい。ワイヤーの張り具合か、それともプレートの位置調整が甘かったのか? 一瞬で頭がフル回転。しばし作業が中断され、がっくりと肩を落とす羽目に。
こういう時って本当にテンションが下がりますよね…。
泣きたい気持ちをこらえつつ、冷静に原因を探ることに。さて、どこで狂ったのか――次回へ続く、そんな一日でした。
続く
0 件のコメント:
コメントを投稿