
両面テープなしってどうなの? EMPT EVA ロード用バーテープを試してみた
ロードバイクのハンドルに巻くバーテープ。これまで使ってきたものは、裏面に両面テープが付いているタイプばかりでした。そんな中、今回はちょっと変わり種──両面テープなしの EMPT EVA ロード用バーテープ を試すことに。
最初にパッケージを開けた瞬間、「あれ? 両面テープがない…」とちょっと不安に。「これ、しっかり固定されるのかな?」という疑問を抱きつつ、とりあえず写真撮影用に軽く巻いてみました。
しっかり巻けばズレない…けど
実際に巻いてみると、両面テープがない分、テンションを強めにかけながら巻く必要があります。最初はゆるく巻いてしまい、少し触るとズレそうな感じ…。そこで、気合を入れて「ギュッ」と巻き直しました。驚いたのは、その引っぱり強度。かなり力を込めても裂ける気配はなく、EVA素材の丈夫さを実感しました。
クッション性は上々
このテープ、見た目よりも厚みがあって、触った瞬間から「柔らかいな」という印象。手のひらに優しいクッション性があり、長距離ライドでも疲れにくそうです。グリップ感もソフト寄りで、手が滑る感じはありません。
両面テープなしのメリット
個人的に良いなと思ったのは、「何度でも巻き直せる」という点。従来の両面テープ付きだと、一度剥がすと粘着跡が残ったり、テープ自体がヨレたりしますが、このEMPTのバーテープは気にせずやり直しOK。ブラケットの角度や位置を微調整しながら、ベストな巻き具合を探せます。
唯一の苦戦ポイント
唯一手こずったのが、バーエンドキャップの装着。おそらくテープの厚みのせいで、キャップが奥までなかなか入らず…。最後は少し強引に押し込みました。ここだけはちょっと注意が必要かもしれません。
巻く前の大事なポイント
これはどのバーテープでも共通ですが、ロードバイクは一度テープを巻くとブラケット位置の微調整がほぼできなくなります。作業前に左右の位置や高さをきちんと確認してから巻き始めるのが鉄則です。
まとめ
・両面テープなしでも十分固定可能
・厚みとクッション性が良く、長時間ライドに向いている
・巻き直し自由で作業しやすい
・バーエンドキャップ装着はやや苦戦
「固定力よりも巻き直しやすさを重視したい」という方にはかなりおすすめです。
次回は実走レビューで、握り心地や長距離での耐久性を試してみたいと思います。




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