ディーン・オゴーマン主演、映画『ワイルド・ドライバー』のあらすじ・感想な ど

私的評価

映画『ワイルド・ドライバー』を観ました。
レンタルDVDでの鑑賞です。

ミニクーパーSが華麗に疾走するシーンが見られるかと思い、興味本位で借りてみました。しかし、タイトルの『ワイルド・ドライバー』から想像するほどの迫力はなく、疾走感も控えめ。もっと派手でスリリングなカーアクションに慣れているせいか、この映画のアクションシーンは少々物足りなく感じました。

全体的には、恋愛要素を絡めたコメディ映画といった印象です。派手なアクションを期待して観ると肩透かしですが、キャラクター同士のやり取りやコミカルなシーンは楽しめます。そして、意外にもこの映画のエンディングは個人的に好みで、ほのかな余韻を残す仕上がりになっていました。

★★☆☆☆

作品概要

監督・脚本はマット・マーフィ。
製作総指揮はティム・ホワイト アラン・ハリス。
出演はディーン・オゴーマン、ジェームズ・ロールストン、アシュリー・カミングスほか。

2017年公開のニュージーランド映画です。『ワイルド・ドライバー』(原題 Pork Pie)は、1981年に製作したニュージーランド映画『明日なき疾走』( 原題 Goodbye Pork Pie)のリブートです。日本では劇場公開されず、2018年1月13日にDVD発売されました。

作品の紹介・あらすじ

解説
ニュージーランドを舞台に、思いがけず盗難車に同乗してしまった男の運命を描いたカーアクション。売れない作家ジョンは家賃が払えず友人の家に居候していたが、そこからも追い出されてしまう。元恋人スージーに会うため、オンボロの愛車に乗り込んで彼女が出席する友人の結婚式へ向かうジョンだったが、その道中で車が炎上してしまう。仕方なく山道を歩き始めたジョンは、猛スピードでミニクーパーを飛ばしていた青年ルークに拾ってもらう。ところが、その車が盗難車だったことから、パトカーとの壮絶なカーチェイスに巻き込まれてしまう。主演は「ホビット」シリーズのディーン・オゴーマン。

映画.com

あらすじ
小説家として芽が出ず、家賃も払えないジョンは、居候していた友人の家から追い出されてしまう。一発奮起して見放された恋人スージーの心を取り戻すため、オンボロの愛車ホールデンに乗り込んでインバカーギルへ向かうが、その道中、車が炎上してしまう。途方に暮れ、山道を歩き続けるジョンはミニクーパーを駆る若者ルークと出会う。だがルークの車が盗難車だったことから、ニュージーランド中を横断するパトカーとの壮大なカーチェイスが繰り広げられる。

Wikipedia(ワイルド・ドライバー)

感想・その他

ここで登場するクルマは、ミニクーパーS(MINI 3 DOOR COOPER S)です。エンジンは2000CCで、最高出力は192PS、最大トルクは280Nm。値段はおよそ342万円と、かなり高価ですが、性能もスタイルも魅力的で、思わず欲しくなってしまいます。ただ、もし購入できたとしても、現実的には上位グレードの「S」ではなく、標準のCOOPERになってしまいそうです(汗)。

それなら、もう少し現実的にスイフト・スポーツを選んだ方が良いのかもしれません。でも、どうしてもミニクーパーの丸みを帯びた独特のスタイルや、運転席周りのデザイン、あのコンパクトで遊び心のある雰囲気が忘れられないんです。やっぱり、ミニクーパーの魅力は性能だけではなく、乗っていてワクワクするところにあると思います。

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