
キイにさんざんいたぶられ、そして時には手厚く(?)可愛がられてきたドコモダケ(左の写真の彼)。見るも無残に毛羽立ちながらも、いまだに現役でキイのお気に入りおもちゃとして君臨しています。
投げてやると、待ってましたとばかりに飛びつき、犬のように咥えてスタスタと持ってくる。そして足元にポトリと落とし、「ほら、もう一回投げて」と言わんばかりのキラキラした目で見上げてきます。こちらが止めない限り、この遊びは延々と続くのです。終わりの合図を出すのは、いつも人間側の体力や根気が尽きたとき。

家の中には、似たような人形やぬいぐるみもいくつか転がっています。けれど、どういうわけかキイにとってはドコモダケだけが特別。形なのか、手触りなのか、それとも単に「運命の出会い」なのか…。理由は分かりませんが、とにかくドコモダケへの執着ぶりは異常とも言えるほど。
まさに「ドコモダケ命」のキイ。お気に入りを抱えて遊ぶ姿は可愛いのですが、ふと見るとドコモダケがボロボロになっていくのを見るたびに、「次の代わりを用意しておいた方がいいのかも」と少しだけ心配になるのでした。
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