
何年も前に購入した『ロードバイクの科学』。自転車のメカニズムや物理的な理論、パフォーマンス向上のための科学的アプローチがぎっしり詰まった本です。一応は全部目を通したものの、正直言って私には難しすぎました。専門用語が多く、理論展開も細かく、ページをめくりながらだんだん眠気が襲ってくることもしばしば……(汗)。まるで大学の教科書を読んでいるかのような感覚で、内容が頭に入ってこないことも多かったです。

それでも、この本の中で唯一、特別に何度も繰り返し読み込んでいる章があります。そこはホイール組みに関する章で、具体的な組み立て方や性能の見極め方が細かく解説されている部分です。自分でホイールを組む予定があるため、どうしてもここだけはしっかり理解しておきたいという思いから、何度もページを開いてはじっくりと読み込んでいます。
これから改めてこの章を再読し、知識を復習して自信を持ってホイール組みに臨みたいと思っています。こうした専門的な本を読むと、改めて自分の数字や理論に対する苦手意識を痛感します。数学や物理のセンスがもう少しあれば……とつくづく思わされるのですが、それでも少しずつ理解を深めていく過程がまた楽しいのです。
まだまだ道半ばですが、焦らず着実に知識を身につけて、自分だけの一台を作り上げていく喜びを味わいたいと思っています。
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