子猫キイハナの68日目とリン



毎朝の目覚ましは、二匹による大運動会。廊下からリビング、そして寝室まで、全力疾走で追いかけっこを繰り広げるので、こちらは寝ていられません。あまりに騒がしいので寝室のドアを閉めるようにしたのですが、そこはさすが先住猫のリン。見事な器用さでドアを開けてしまうのです。

ドアが開いた瞬間、待ってましたとばかりにキイが布団に飛び乗り、バタバタと跳ね回ります。暴れるたびに布団が揺れ、人間の安眠は完全に終了。リンも負けじとキイを追いかけるのですが、子猫特有のスピードとスタミナには敵わないようで、いつも遅れ気味。結局、私たちが通学や出勤の時間になる頃には、リンはすっかり疲れ果てて、気持ちよさそうに眠り込んでしまいます。まるで「子守りを頼まれたお父さん」のようで、思わず苦笑いです。

人間だって子供と遊ぶとヘトヘトになるのですから、リンの気持ちもよく分かります。とはいえ、こちらとしては安眠を妨げられ、朝から一仕事終えた気分です。

そしてもう一つ、頭を悩ませているのが相変わらずのリンのトイレ問題。どうしても決まった場所で用を足さず、トイレ以外のところを選んでしまうのです。仲良くなってきている二匹の関係は微笑ましいのですが、このトイレ問題だけは一向に解決の糸口が見えず、日々試行錯誤が続いています。

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